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12. ページ12
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「ええーっ!!
すっげー奇跡じゃないですか!?
ってか、運命ですよね?これ絶対」
後ろから聞こえてきたミツの声。
まぁ、そりゃみんな驚くよな。
行きも帰りも同じCAって奇跡に近い。
北「うわぁ〜俺まじ生きてて良かった〜」
千「あの、俺らのこと知ってますか?」
「え?あ、まぁ…どのようなお客様が乗ってこられるか事前に情報が入りますので。」
千「誰推しですか?」
「え…?ダレオシ…?」
前で聞いてて恥ずかしくなる。
きっと千ちゃんの言いたいことと彼女の答えが噛み合ってない。
北「ちょ、待って。
俺、今その答え聞く勇気ない!
絶対ガヤか玉って言われそうだもん。」
千「…確かに。
これは聞かないでおこう。」
2人だけで解決された会話。
通路を挟んだ隣の席を見ると、ガヤさんが額に手を当てながら笑いを堪えてた。
……肩めっちゃ震えてる。
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作者名:珠美 | 作成日時:2021年6月18日 8時