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243 Tside ページ7

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俺が手渡した雑誌を、目をキラキラさせながら食い入るように見つめる菜々子。






「…ねぇ、表紙ばっか見て楽しい?」






かれこれ2〜3分は経つんだけど…






菜々子「うん、楽しい。」






即答する菜々子に、思わず苦笑いを浮かべる。






「……中にも俺載ってるよ?」






菜々子「え…嘘っ、どこ?!」






いやいや、普通に考えて表紙に載ってるグループは中にも載るでしょ。






どんだけ表紙に集中してたわけ?(笑)






菜々子「……///」






菜々子はミツのファンだってちゃんと分かってるし、そこに関しては別に不満があるわけじゃない。






ふと菜々子を見ると、菜々子の視線の先にはミツ……じゃなくて俺がいた。






ミツより俺を見てくれてるんだ…///






…やば、めっちゃ嬉しい。






あんまり菜々子とは話した事なかったけど、雑誌とか毎回買ってくれてるんだろうな…






毎日俺の話してるって菜々子のお母さんが言ってたけど、どうゆう話してんのかな?






.






……まだ?






てか、なんか別の事考えてない?






雑誌の中の記事を見たまま、ジッと動かなくなった菜々子。






まだ途中だろうけど、そんなの関係ない。






「……そろそろこっち見てよ。」






菜々子「え…?」






雑誌を閉じると、驚いたように俺を見上げる。






「……雑誌ばっかり見てないで、目の前にいる生身の俺を見てほしいんだけど?」






雑誌はいつまでも菜々子の手元にあるじゃん?






でも、俺はずっと菜々子のそばに居たくても居られないのに。






そんなんじゃ俺、雑誌にまで妬いちゃうわ。






菜々子「ご、ごめんね?…その、あまりにも玉森くんがアイドルすぎて、色々と考えちゃってたの。」






アイドルすぎる…って(笑)






それって喜んでもいいの?






菜々子「雑誌、玉森くんが帰ったらゆっくり見させてもらうね?」






俺が帰ったら…?






「…やだ。」






菜々子「え?」






「俺が帰ったら…とか、今はそんな事考えないで。菜々子と一分一秒でも離れんの嫌だから、この後菜々子とバイバイするとか考えたくない。」






今の菜々子は知らなくて当たり前かもしれないけど、俺達は前みたいに会いたい時に会えるわけじゃないんだよ?






朝は早いし夜は遅いし、菜々子が眠ってる間に俺の生活は大きく変化してるのに。

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設定キーワード:玉森裕太 , Kis-My-Ft2 , 北山宏光   
作品ジャンル:恋愛
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nanaco(プロフ) - もち?太郎さん» ありがとう(*^^*) 玉ちゃんmainは短編と君チョコの続編を作るつもりだけど、連載優先^^; また他の作品でも宜しくね(*'▽'*) (11月10日 14時) (レス) id: d77fcd2775 (このIDを非表示/違反報告)
もち?太郎(プロフ) - つい泣いてしまった...完結おめでとうございますっ!凄く長いお話だけどちゃんとまとまっててスッキリした終わり方だったよー!! (10月20日 15時) (レス) id: 3f59dac3ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nanaco | 作成日時:2019年8月16日 21時

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