おとぎ話みたいに（桃×赤） ページ3
___〈桃〉
桜の舞う四月
桜並木の中で、君を見つけた瞬間に
白黒だった俺の世界がカラフルに染まった。
.
桃(...あっ、)
退屈な授業中、ふと窓の外を見ると可愛いあの子がサッカーをしていた。
重岡大毅くん、
俺の、好きな子。
黄「おい小瀧。外ばっか見んと、授業集中しなさい」
桃「はーい」
なんて適当に返事をして、また外を見る。
あっ、
重岡くんが、シュートを決めた。
桃「っしゃ...」
可愛さとのギャップと嬉しさでつい声を上げる。
もちろん、
黄「小瀧...話を聞け」
淳...中間先生には叱られたけど。
でも、ええんや。
あと10分...あと10分で会えるんやから。
黄「はぁ...おい小瀧、お前このあと荷物運び。」
桃「えぇ？！嫌や！」
黄「嫌やちゃう。授業聞いてなかった罰や」
桃「むぅ...唇のくせに」
黄「あ゛？」
桃「ひぃっ、」
ああぁぁ...俺のプリンセスが、、
って、なかなかの気持ち悪さやな、俺。
なんて考えとると、隣からクスクス、と可愛らしい笑い声が聞こえた。
緑「のんちゃん、声出てるで」
桃「はぇ？、うわっ、めっちゃ恥ず...」
緑「重岡くんに会えなくなってもうたな？」
桃「おん...うわぁぁっ、最悪や、」
俺の親友の神ちゃん。
ほんまに可愛くて、よう色んな男子に告白されとるし...ほらここ、男子校やから。
噂では神ちゃんはこの学校のマドンナらしい。
まぁ、告白おっけーするはずもないんやけどな。やって神ちゃんには
緑「じゃあ俺流星に会いに行くから、その時重岡くんに伝えとくな？」
流星、という名前からしてイケメンなスタイル抜群ハイスペック彼氏がおるから。
流星と重岡くんは俺らの1つ下で、ほんまに仲ええから正直少し妬ける。
このことを前に神ちゃんに言ったら
緑「そんなん...流星は俺の彼氏さんやから平気やもん」
って拗ねてたっけ。
黄「はい、じゃあこれで授業は終わるけど...おい小瀧、逃げようとすな。行くで」
桃「うわぁぁあぁ！！淳太のバカァァ！！」
黄「先生、って言いなさい」
無理やり首根っこ掴まれて、そのまま荷物を持たされた。
神ちゃんに助けて、と視線を送ると、
がんばれっ！
なんて可愛くガッツポーズしとる。
桃「うぅ、、」
会えるって、思ったのに...
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←知らないふりをするんだ 2
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
音 羽(プロフ) - ﾊﾟｰﾌﾟﾙ苺子さん» リクエストありがとうございます！裏は書かない予定だったので、検討してみます！ (2019年5月2日 1時) (
レス) id: 1ea5d1c233 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾟｰﾌﾟﾙ苺子(プロフ) - 紫×黄、めっちゃいいですね！ﾘｸｴｽﾄなんですけど、紫×黄の裏でもよろしいですか？ｼﾁｭｴｰｼｮﾝは任せます。 (2019年4月30日 13時) (レス) id: 46ed081ddd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：望 音 | 作成日時：2019年4月29日 15時
