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第一章
Aside
『っ!?、がはっ、は、ぁ!?』
そんな口から漏れる声と共にどんっっ!という鈍い音が部屋中に響き渡る。
なにがあったって?分かんないの?虐待だよ。ぎゃくたい。
もうやだ。
いつだったかな。
幸せな人生が崩れはじめたのは。
そう。あれは、確か、3年生の時。

お父さんが、逮捕された。

何でかは知らないけどね。誰も教えてくれなかったし。
そしてもうひとつ……
私に、能力がついた。

嘘だ。そう思ってるでしょ?
そして今、なんでバレたって思ってる。

私は、人の考えが読める。

それだけじゃない。

いわゆる、殺傷能力、電撃攻撃、液体操作、植物操作、空中飛行……まだまだ、自分がやりたい、と思ったもの、なんでもできる。テレパスとかも。

まぁ、殺傷能力以外はすぐキャパオーバーを迎えるんだけどね。




そうそう、話がそれたね。

お父さんが逮捕されたせいで、
「犯罪者」だとかなんだかいいように言われ、いじめが発生した。

お父さんが逮捕されたせいで、
お母さんから虐待をうけた。「あんたは気持ち悪い」と。

お母さん。前は優しかったのに。
小さい頃(ってもまあ小3だけど)、何度もそう思った。
でも、今考えれば、これが本当の姿。昔優しかったのは、うわべだけ。ちょっとでも私が変わってしまえば、この有り様。小さい頃は、優しかった。でもそれは本物の愛じゃない。


__??side(会話だけ)
?1「ねーねー、Aちゃんの居場所、わかったー?」
?2「あーもー、今探してるんだってばー!ちょっと待ってよー」
?1「はぁーい…」
?3「はー、お前は待つことを知らんのかいな。」
?1「知ってるしっっ!!」
?3「ふーん……ほんとかねぇ」
?1「うるっさい!!もうっ!」
?4「で分かったの?」
?2「うーん……?むむー………宮代中学校?だってー」
?4「んー…ちょっと遠いね…」
?2「何で知ってるの?」
?4「さぁ、何ででしょう?」
?1「もぅそういうのいいからー!」
?3「で、どうすん?遠いのが本当だったら…」
?2「でもあの子、テレパスもできるでしょ?」
?3「あーそっかー……でも素直に来てくれるとは限らんよー…?」
?4「んじゃ、俺行くよ」
?3「おー、よろしくなー、お前警察に顔知られてるんだし気を付けてな。」
?4「わーってるよ」
続く…

*→←*



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んふ - すごく面白かったです!!!更新されるのがとても楽しみです!頑張ってください!! (2019年7月21日 17時) (レス) id: 65f8b55b72 (このIDを非表示/違反報告)
月彩 - 気軽にコメントしていただけると幸いです! (2018年3月18日 15時) (レス) id: a3d3e786bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月彩○。゜ | 作成日時:2018年3月18日 15時

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