狼少女の廻廻奇譚弐【呪術廻戦】 (ページ29)

今日:2 hit、昨日:23 hit、合計:19,940 hit

74 ページ29

Aside

五条〈開始1分前でーす。ではここで歌姫先生にありがたーい激励のお言葉を頂きます〉

庵〈はぁ！？え…えーっと

あー……ある程度の怪我は仕方ないですが……

そのぉ……時々は助け合い的なアレが…〉

五条〈時間でーす〉

庵〈ちょっ、五条！！アンタねぇ！！〉

五条〈それでは姉妹校交流会……

スタァ───トォ！！！〉

庵〈先輩を敬え！！〉

ピーガガッと強制的に切られた放送により交流会開始が告げられた。

開始と同時に森の中を駆け出す。

虎杖「ボス呪霊どの辺にいるかな？」

『放たれたのは両校の中間地点だろうけど』

ﾊﾟﾝﾀﾞ「まあ、じっとはしてないわな」

真希「例のタイミングで索敵に長けたパンダ班と恵班に分かれる

後は頼んだぞ、悠仁」

虎杖「オッス！！」

走っていると先頭を走っていた玉犬が吠えた。

呪霊か京都校の奴らを見つけたようだ。

「どごいグのぉ〜？」

現れたのは蜘蛛のような呪霊だった。

ﾊﾟﾝﾀﾞ「ruby:3級:ザコだな」

伏黒「先輩ストップ！！」

すると、呪霊を祓おうとした先輩に恵がストップをかけた。

その時バキバキと音を立てて木がなぎ倒された。

東堂「ぃよぉーし！！全員いるな！！」

現れたのは東堂先輩だった。

東堂「まとめてかかってこい！！」

瞬間、悠仁が東堂先輩の顔面に膝をめり込ませた。

真希「散れ！！」

その合図で悠仁を残し二手に分かれた。

伏黒「東堂、一人でしたね」

真希「やっぱ悠仁に変えて正解だったな」

『ですね』

釘崎「分かっちゃいたけど化物ね」

ﾊﾟﾝﾀﾞ「そっ、だから無視無視」

狗巻「ツナ」