狼少女の廻廻奇譚弐【呪術廻戦】 (ページ27)

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三輪「どうします？あの様子じゃ作戦行動なんて無理ですよ

学長もどっか行っちゃったし。私、あの人に殺されたくないですよ」

東堂が出ていき、京都校は再び作戦会議を行っていた。

西宮「いいんじゃないかな。どうせアイツ東京陣営まっしぐらだもん

勝手に暴れてくれるなら私達は呪霊狩り(ゲーム)に専念すれば」

真依「でも私達は虎杖悠仁を殺さなきゃでしょ。東堂(あの人)殺すまではやらないんじゃない？」

勿論、問題は虎杖悠仁をどうやって殺すのかという事だ。

メカ丸「そうなると東堂を監視し、虎杖悠仁に止めを刺す役が必要だナ」

三輪「(私は嫌だ)

呪霊の相手もあるからどーせ2人1組(ツーマンセル)ですし丁度いいですかね」

加茂「いや…高専に所属する呪術師の中に虎杖悠仁のような半端者がいるのは由々しき事態だ

交流会以前の問題、加茂家嫡男として見過ごせん

京都校(わたしたち)全員で虎杖悠仁を襲撃する」

そこで西宮が「待って」と声を上げた。

西宮「虎杖君と狗巻君が一緒にいたらどうするの？

呪言師の前にガン首揃えるのは少しリスキーだよ。最悪、一網打尽にされちゃうんじゃ」

西宮に「確かに…」と肯定の声が上がる。

加茂「いや、あれは来ると分かっていればそこまで怖いものじゃない」

真依「真希は私にやらせて。でにれば茶髪の一年も」

加茂「その発言、東堂と同レベルだよ」

一方その頃、五条は庵と別室で話をしていた。

五条「高専に呪詛師…或いは呪霊と通じている奴がいる」

庵「！！有り得ない！！呪詛師ならまだしも呪霊！？」

五条「そういうレベルのが最近ゴロゴロ出てきてんだよね。本人は呪詛師とだけ通じてるつもりかもね

京都側の調査を歌姫に頼みたい」

こんなにちゃらんぽらんだが五条は特級だ。

多忙な上に京都側の調査ともなると手が回らないのだ。

庵「……私が内通者だったらどうすんの？」

五条「ないない、歌姫弱いし。そんな度胸もないでしょ」

五条の煽りに茶入りコップをぶん投げる。

が、五条の無限で失敗に終わってしまった。

五条「怖っ！！ヒスはモテないよ？」

庵「私の！！方が！！先輩なんだよ！！」