狼少女の廻廻奇譚 弐【呪術廻戦】

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Aside


五条「はい、お土産。京都の皆にはとある部族のお守りを

歌姫のはないよ」


庵「いらねぇよ！！」


庵さんお疲れ様ですと思いながら哀れみの目を向ける。

ちなみに喜んでる京都校の奴は1人だけしかいなかった。

その人形、お守りだったんだ……

逆に魔がやって来そうなんだけど


五条「そして東京校の皆にはコチラ！！」


釘崎「ハイテンションな大人って不気味ね」


五条先生が振り向いた瞬間、例の箱が思いっきり開いた。


五条「故人の虎杖悠仁君でぇーっす！！」


虎杖「はい！！ おっぱっぴー！！」









楽巌寺「宿儺の器！？ どういうことだ……」


楽巌寺は突然現れた虎杖に目を丸くしていた。


五条「楽巌寺学長ー！ いやー、良かった良かった

ビックリして死んじゃったらどうしようかと心配しましたよ(笑」


楽巌寺「糞餓鬼が…！」









虎杖「(えっ…え─────！？

全っ然！！ 嬉しそうじゃない！！

京都の人らは……お土産に夢中──！！)」


悠仁はそのポーズのまま固まり、冷や汗をかいて顔を青くしていく。


釘崎「おい」


虎杖「ｱｯ､ﾊｲ」


釘崎「何か言うことあんだろ」


虎杖「え」


ズモモモモッと黒い雰囲気で涙目になる野薔薇。

あきらかに怒っていることが分かる。


虎杖「生きてること、黙っててすんませんでした……」


虎杖 合流









京都姉妹校交流会 一日目 団体戦


【チキチキ呪霊討伐猛レース!!】


指定された区画内に放たれた二級呪霊を先に祓ったチームの勝利となる!!


区画内には三級以下の呪霊も複数放たれており


日没までに決着がつかなかった場合討伐数の多いチームに軍配が上がる!!


それ以外のルール一切なし!!




夜蛾「勿論妨害行為もアリなわけだが、あくまで君達は共に呪いに立ち向かう仲間だ

交流会は競い合いの中で仲間を知り、己を知るためのもの

相手を殺したり、再起不能の怪我を負わせることのないように

以上、開始時刻の正午まで解散」


夜蛾学長のルール説明が終わり各自解散となった為、東京校の控え室へ向かう。

説明の間ずっと五条先生が学長に固め技をくらっていたが全員フル無視だった。

笑いを堪えるのが大変だった。

普段の行いが悪いからだよ、ざまぁwwww

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