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☆
結局、私に盛大にフラれた黒尾さんは八つ当たり気味に及川さんのところに乗り込んでいた。何やってんだあの人。大人げないな。
タオルを干し終わり、ひょこっと体育館内を覗けば案の定及川さんと黒尾さんの言い合いが発展していた。もう手遅れだわこの主将たち。
「あっれ〜？さっき優樹菜ちゃんにフラれたクロちゃんではないですか〜」
「潰すぞお前」
「ふふふ！今日の及川さんは一味違うのだよ！なんてったって＿＿＿＿＿＿＿」
いつから持っていたのか、及川さんはスマホ画面を黒尾さんに見せた。
ここからじゃ光の関係で見えないが、黒尾さんは絶句したような表情で言葉を失っていた。
一体どうしたのだろうか、と個人的にも少し気になった時。スマホを持っていないもう片方の手で、ドアのところに立っていた私のことを指さした。
「どーだ見たか！俺はもう、優樹菜ちゃんと連絡先を交換しちゃってるもんね！」
『え』
「優樹菜ちゃん・・・俺らには嫌だ嫌だ言ってたのに、このクズナルシストはいいのか・・・？」
『は？』
「そりゃあ俺は優樹菜ちゃんとはもう仲良しだからね！」
『・・・・・』
パチン、とウインクをされ、思わず隠す気もなくドン引きしてしまった。「あれ？」と及川さんは首を傾げていたけど。無理だ、やっぱり及川さんみたいな人は苦手だ、私。
体育館の端でそのやりとりを見ていた岩泉さんたちは「引かれてやんのー」「及川がフラれたー」などとヤジを飛ばしにかかっていた。流石は青城。そういうチームワークが素晴らしすぎる。
一方で音駒は、黒尾さんを筆頭に私に「なんで及川(さん)と連絡先を交換しているの？」と大変困惑した顔を向けてきていました。
いや、私が望んだわけじゃないし。なんなら脅されたから。でも会話なんてほとんどしてないし。
「合宿が終わったら、毎日「おはよう」と「おやすみ」のメール送るね！」
『・・・・・及川さん、そのスマホを貸してください。今からここで叩き破るんで』
「ちょっと待ってなにそれ怖い」
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鬼龍炎(プロフ) - 見入って一気見してしまいました！続き楽しみにしてます♪ (2月19日 21時) (
レス) @page43 id: 42d84d8e50 (このIDを非表示/違反報告)
AY(プロフ) - 関わり断固拒否です!の三章目はどうやって見ますか、、？ (6月29日 16時) (レス) id: faf5f904a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - AYさん» ここまで読んでくださり誠にありがとうございます！(*^-^*)♡これからも楽しんでもらえたら嬉しいです！ (2023年4月6日 13時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
AY(プロフ) - とても面白いです！！更新楽しみにしています✨頑張ってください！ (2023年4月5日 23時) (レス) id: faf5f904a1 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 申請許可ありがとうございます！早速読んできます！ (2023年2月12日 0時) (レス) id: 2e9b28c6b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2023年1月4日 19時
