番外編２ ページ26
【番外編 第二話「無口と天然」】
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
鬼殺隊水柱 冨岡義勇
雄英高校１−A 轟焦凍
この二人が出会ってしまったらどうなってしまうのだろうか。
☆
爆豪の時同様、轟が若干強い鬼と遭遇したところを冨岡が救けたのだが、ずっと無言の冨岡に轟は困っていた。
「・・・・・えっと、あの・・・」
「俺は鬼殺隊水柱の冨岡義勇だ」
「俺は轟焦凍です」
「・・・・そうか」
「はい」
・・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
(何話せばいいんだ・・・・・？この人、何も言わない上に動かねぇんだが・・・・)
優樹菜の次はどうやら轟が困るみたいだ。
無言でこちらを見てくる冨岡の圧に、まったく焦りを表情にださない轟は素晴らしいと思う。
前回の爆豪編では、爆豪が怒鳴り散らして冨岡が「なんだこいつ」みたいな目で見ていたところを優樹菜が助けに入ったのだが。
この時、優樹菜は甘露寺の屋敷で女子会をしていたので居なかった。
「あの・・・・もしかして、華城の知り合いですか」
「ああ」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
(・・・・えっ、それだけ？)
(俺は嫌われてない)
「あら？もしかして冨岡さんと轟くんでは？」
そんな微妙な空気を打ち壊したのは胡蝶だ。
胡蝶は女子会に途中まで参加していたが、任務の都合で抜けてきたのだ。
で、冨岡と轟を発見した。
困ったような轟を見て察した胡蝶は黒い笑みを冨岡に向ける
「優樹菜さんのお友達に対して、随分酷い態度ですねー」
「・・・・・・俺は」
「嫌われてます」
「・・・・胡蝶さん、でしたよね。その・・・・この人は・・・・・」
「ごめんなさいね轟くん。この人は私達と同じ、鬼殺隊の柱です。無口で口下手で、とにかく嫌われてます」
「俺は嫌われてない」
「この前それで爆豪くんにも迷惑かけてましたよね？」
(爆豪も会ったことあるのか)
そして胡蝶が何やら注射器を出した途端。
その場から冨岡が消えた(正確には逃げた)
「え」
「あらあら。逃げられちゃいましたか。本当にごめんなさいね」
「いえ・・・救けてもらいましたし・・・」
「・・・・・本当に、あなたは鬼に好かれますね。優樹菜さんにそっくりです」
その胡蝶の言葉は、轟には聞こえなかった。
→
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ゆゆ(プロフ) - 夜空さん» 番外編も読んでくださってありがとうございます！この組み合わせ、なんだかんだいいですよね笑 (2022年9月6日 16時) (
レス) @page27 id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 無口と天然いいなぁ｢あ、でも華城は大嫌いと言っていました｣最高すぎるwww (2022年9月6日 13時) (レス) @page27 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» えええ！！もう嬉しすぎてチョコみたいに溶けてまうねんて(#^^#)♡ありがとうございます！ (2021年11月14日 22時) (レス) id: 43298fbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - 神としか言えない。それ以外の言葉が出ない。どうしよう。ゆゆさんの名前が神々しく輝いている。 (2021年11月14日 22時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 小桜さん» えー！嬉しい(*^^*)ありがとうございます！ (2021年10月24日 22時) (レス) id: 35eb047a16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年10月17日 11時
