４９ ページ16
≪さぁ続いて二回戦目！！さっきの轟と緑谷の戦いは派手だったが、今度はどうなる！？
可憐な姿で皆を魅了！１−A 華城優樹菜！！
VS！！
両親がプロヒーロー！これまた１−A！飯田天哉！！≫
『私が女の子だからって、手加減なんてやめてよね』
「分かっている！ここでは皆、全力を尽くすものだからな！」
・
「・・・・・あれ？俺ん時は「お手柔らかに」って天使の微笑みで言ってなかった？」
「上鳴、それは多分勝利を確信されてたからそう言われたんだぞ」
「えぇ！？」
・
スタートと同時の合図で、飯田は「個性」を使って優樹菜との距離を詰める。
そのスピードは普通の者ならば早くて咄嗟に判断することは難しいだろう。
だが、彼女は違う。
少し不敵に笑うと、地面を蹴って空中に飛び上がり、それを避けたのだ。
「何ッ！？」
『避けられる、とは思ってなかったみたいだね。いいねその自信に満ち溢れてるの。嫌いじゃない。・・・・だけどね』
タンッと軽やかに地面に降りた優樹菜は冷ややかな目で言った。
『申し訳ないけど、私だって「勝てる」っていう自信があるの』
「ッ・・・・！！！」
次の瞬間、優樹菜は物凄い速さで飯田の腕を掴み、上鳴の時同様場外へと出した。
・・・・・いや、訂正しよう。上鳴よりも丁寧に場外へと出した。
※上鳴の時は思いっきり投げ飛ばしてた(手加減はした)
≪おっとぉ！？まさかの展開だ！！華城優樹菜の勝利だァ！！っていうか、なんで「個性」まだ使わないの？なんか条件とかある感じ？≫
『うるさいです』
≪・・・・なんかすみません≫
優樹菜は、何が起きたのか分からず、呆然と座り込む飯田に手を差し伸ばした。
『飯田くん。私ね、もしかしたら君がもっと早く動けるようになったら避けられないかもしれない。最初のレジプロ・・・・あれ、空中で蹴りあげられてたらちょっとヤバかった。
・・・・今回は勝ちを譲ってもらったけど、また来年戦えることを楽しみにしてる』
「華城くんっ・・・・・！！！！」
感動して優樹菜の手を取って立ち上がった飯田。
その様子を見ていた審判のミッドナイトはうっとりと頬を赤く染めた
「青春ねぇ・・・・・」
『あら、ミッドナイトもまだできますよ？お綺麗なんですから』
「あらやだ嬉しい」
ミッドナイトも口説いた優樹菜であった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 809人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆゆ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» 私からしたらあなたの方が神様ですよ！？いつもありがとうございます！ (2021年11月14日 21時) (
レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - この作品が好み系だった為後から一気読み系をすることにした私です。ゆゆさんマジ神。 (2021年11月14日 20時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - きつねさん» 私もです\♡/ (2021年10月9日 18時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
きつね - 好きです。（真顔）( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ (2021年10月9日 17時) (レス) @page29 id: c05aa2aa81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ほたるさん» 嬉しすぎでは！？これはもう頑張るしかないですね！！私の方こそ、本当にありがとうございます！！ (2021年10月9日 15時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年9月26日 20時
