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「・・・・ウソだろ・・・・？」
『・・・・・あそこまで心酔してたなら、仕方がないってのもあるけどね。とにかく、今は緑谷くんたちを優先しよう』
迷いもなく自分の残る命火を吹き消した彼女に、驚きを隠せていないようだった。
優樹菜は緑谷のほうへ目を向け、近寄っていく。
『二人とも、平気？』
「うん、一応は・・・・・あ！け、ケース・・・・ケースは！？」
「緑谷、これだろ？」
轟が手に持っているケースを見せれば、案の定安心したのかほっとしているようだった。
「ありがとう轟くん。でも、どうやって？」
「派手なドンパチのおかげで列車から見つけられた。まあ、既に華城がいたのは驚いたが・・・・」
「え、じゃあ華城さんはどうしてここに？てっきり鬼の調査をしてるのかと・・・・」
不思議そうに首を傾げた緑谷に、優樹菜は「ああ・・・」っと平然と呟いた。
だが、それよりも先に視界の端のほうで目を吊り上げていた爆豪に話を遮られてしまった。
「んなことよりケースだ！ヒューマライズ絡みなんだろ！？」
「え、ヒューマライズ絡み？」
「ああ、だから俺たちはここに来た。有力な情報が手に入る可能性があると踏んで・・・・・」
ケースを見せるように、少し上に持ち上げた轟に、緑谷は目を見開いた。
そしてケースを掴み、あちこちと調べ始めた緑谷に今度は轟が不思議そうにする。
「どうした？緑谷」
「・・・・これって」
ケースに触れ、そこから取り出したのはパズルのようなケース。
そのケースを開こうと緑谷と轟、爆豪は試行錯誤するがまったく歯が立たず。
クラスの中でも成績が上位に君臨する三人でも難しいそのパズルをじっと見ていたロディは緑谷に貸してくれるよう言う。
三人がかりでも分からなかったパズル。それをロディは次々と解いていく。
その様子にまたもや驚かされた。
「分かるのか・・・・」
「似た様なパズルをガキのころにやったことがある・・・・よし、これで」
カチ、っと小さく音を立ててケースは開かれた。
それをひっくり返して出てきたのは鍵のような何かとSDカード。
『その鍵・・・・』
小さく呟いた優樹菜には気づかず、四人は立ち上がった。
「よし、麓に町があったはずだ。そこで調べてみよう」
丁度、先程の戦いの騒ぎで警察も大騒ぎだ。
移動するなら丁度今だろう。
そう思い、
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ゆゆ(プロフ) - きららさん» 嬉しいです！いつもありがとうございます！ (2022年1月16日 11時) (
レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - ゆゆさんの作品いつも見てます！これ1章から読んでるんですけどめっちゃ面白いです！ (2022年1月16日 9時) (レス) id: 9dad630efc (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 璃璃さん» マジですか！！新作は本日より更新開始ですっ(#^^#) (2022年1月5日 12時) (レス) @page24 id: 43298fbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
璃璃(プロフ) - コメント失礼します！僕予告の感じとっても好きです。この作品読んであんまり知らなかったヒロアカが大好きになりました！これからも頑張ってください！ (2022年1月5日 9時) (レス) @page24 id: e4b1da5e1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 琥珀さん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2022年1月3日 19時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年12月8日 14時
