サッチの目覚め ページ32
あれから数日が経った。
「ねぇ、サッチエースは今頃どこにいるんだろうね?」
私はまだ意識が戻ってないサッチに語り掛けている。
「…早くサッチ起きてよ。サッチのご飯が早く食べたいよ。」
サ「…ん。あ、Aか…?」
「サッチー!目覚めた??痛い所ないっ!?」
サ「あぁ、大丈夫だ。」
「良かった!!ちょっとマルコ呼んでくるっ!」
サ「分かった。A本当にありがとな…。俺はあの時Aが居なかったら死んでたわ…。」
「気にしないで!サッチを助けられて本当に良かったんだからっ!」
そう言って私はマルコの部屋へ全力疾走した。
「マルコ!!サッチ目が覚めたよっ!!」
マ「本当か!?今行くよい。」
2人で駆け足でまた治療室へ向かった。
マ「おう。サッチ目が覚めたんだってな。ちょっと診るよい。」
サ「マルコか…。宜しく。」
マ「うんうん。大丈夫そうだねぇ。でも、まだ安静にしてろよい。」
サ「わかった。」
「はぁ〜!!良かったぁぁぁぁ!!安心したよぉ。」
マ「俺も安心したよい。」
それからサッチが起きたと皆に報告したら隊長達はみーんなサッチのお見舞いに行ってた。
サッチ皆に愛されてるね。
本当に良かった…。
サ「…あれ?エースは??」
その一声に皆黙ってしまった。
「あ…うん。エースはティーチを追ってしまったの…。皆止めたんだけどねそれでも行っちゃったの…。」
サ「…!?あのバカ野郎。そんな事しなくて良かったのによぉ…。」
「…ね。でもそれがエースだから…。」
サ「…そうだな。」
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作者名:はに | 作成日時:2022年9月16日 19時