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「ｯｯｯ!! サッチ！！！」
ティーチが放った銃はサッチの左胸を貫いていた。
サ「うッ…。A…。俺は大丈夫だッ！」
「喋らないで！！ヴォルネラ･サネントゥール！」
あっという間に傷は塞がったが無理は禁物だ。
「ティーチ！！私はあなたを許さない！！ステューピファイ！」
テ「ﾁｯ!お前のその魔法は厄介だ！ま、今回は実が手に入った事だし、ズラがるとするか…。Aどうだ？俺達と一緒に来るか？？」
「…誰があんたなんかと一緒に行くもんですか！！ディフェンド！」
テ「くっ！！まぁ、そう言うと思ったぜ？じゃあな！！」
「待ちなさいよ！！コンフリンゴ！！」
ティーチはモビーに横付けしていた小舟に乗って颯爽と暗い海原をどんどんと進んで行ってしまった。
「サッチ！！大丈夫！？」
サ「あぁ、Aのおかげで命は助かったぜ…。ありが…とう…。」
そう言うとサッチは気を失ってしまった。
「ちょっと！サッチ！！ソノーラス!!誰かっ！！誰か来て！！」
魔法で私の声を大きくして助けを呼んだ。
マ「どうしたんだよい！？」
「マルコ！！サッチがっ！！」
マ「…！？これは一体どうしたんだよい？とりあえず治療するから運ぶぞ！！」
「分かった！ウィンカーディアム･レヴィオーサ！」
サッチを浮かせて治療室へマルコと一緒に向かった。
イ「お嬢！！どうした！？…ッッ！？」
遅れてやって来たイゾウはサッチの姿に言葉を失っていた。
「あ、イゾウも来てくれたんだ…。マルコ…サッチ大丈夫かな…？」
マ「あぁ！Aの魔法のお陰で傷も綺麗に塞がってるから輸血すれば大丈夫だよい。」
「本当？良かった…！」
マ「一体何があったんだ？？」
イ「教えてくれお嬢。」
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作者名：はに | 作成日時：2022年9月16日 19時
