番外編 夢の国�� ページ43
「あー…気持ち悪い」
「大丈夫…？研磨、ゲームでは絶対酔わないのに…」
「ゲームとこれは別」
ジェットコースターに乗った後、見事に研磨は酔ってしまった。
研磨を近くのベンチに座らせ、私は持っていた水筒を渡す。
私の肩に研磨が頭を乗せる。
上目遣いで私を見る研磨は可愛いと思ってしまった。
「ごめん」
「いいよ、頼って」
研磨の背中に手を回し、片手で研磨の手を握る。
しばらく休んだら、研磨も段々と回復してきたみたいだった。
「ほんとに行ける？」
「うん、Aがいるから大丈夫」
「そう？ならいいけど」
研磨が私のことを頼ってくれるのは嬉しい。
私は研磨の背中を支えながら立ち上がる。
その後、あまり研磨が酔わなそうなアトラクションを選び、私たちは夕方になるまで遊び尽くした。
「そろそろお土産買って帰ろうか」
「お土産？誰に買うの？」
「笠井くんにお菓子買ってきてって頼まれてたんだ」
「ああ、そうなんだ」
お土産が売っている店に入ると、「俺も何か見てくる」と研磨は行ってしまった。
私はさっさと笠井くんに頼まれた物を買い、研磨を探していた。
店はそんなに広くはないが、相変わらず人が多い。
私もそんなに背が高くないし、研磨を探すのに苦労しそうだ。
今どこにいるんだろ…電話した方が早いかな。
研磨、変な人に捕まってないといいけど。
彼女側だけどそういう心配はする。
研磨は可愛いから綺麗なお姉さんに捕まる可能性もなくはない。
でも、さすがにそんな人が夢の国にいるわけ…
「研磨どこにいるの…」
「あれ、A？」
「え、けん……」
名前を呼ばれ研磨かと思い、振り返るとそこにいたのは背が高い男の人だった。
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チョコ - とっても面白かったです! (2020年12月7日 23時) (
レス) id: b3f09b082b (このIDを非表示/違反報告)
Namo◎(プロフ) - りんごあめさん» こちらこそ最後まで本当にありがとうございました！りんごあめさんのようなコメントのおかげで頑張れました！これからもよろしくお願いいたします(^_^) (2020年4月5日 17時) (レス) id: ecfedaf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ - お疲れさまでした！素敵な作品をありがとうございました。ゆっくりと休んでください！ (2020年4月2日 22時) (レス) id: e7faacb67c (このIDを非表示/違反報告)
Namo◎(プロフ) - りんごあめさん» りんごあめさんありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！ネタが思い浮かんだらたくさん更新していきますね！そう言っていただけて助かります！ (2020年3月16日 21時) (レス) id: ecfedaf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ - 研磨の作品で一番好きです!毎回ドキドキして、心臓が持ちませんよー(笑)更新楽しみに待っています！崩壊してないの凄い！! (2020年3月14日 21時) (レス) id: e7faacb67c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Namo◎ | 作成日時：2019年11月4日 22時
