番外編 バレンタイン�� ページ37
次の日。
私は寝不足でフラフラになりながら、学校に向かった。
ちょっと授業は辛いけど…何とか頑張れそう。
学校に着くと、研磨の朝練が終わるのを待った。
「あ、研磨！おはよ！」
「おはよう」
「これ…バレンタイン」
「え？」
研磨は鞄を下ろすと私からラッピングされた袋を受け取る。
「…作ったの？」
「うん！」
「顔色悪いけど…夜中まで作ってたとかじゃないよね」
心配そうに研磨に顔を見つめられる。
その瞳にドキッとしたが、「大丈夫だから開けてみて！」と視線を逸らした。
「え、アップルパイ？」
「うん。研磨好きでしょ」
「好き」
研磨は嬉しそうに笑い、1つ手に取り食べる。
「おいしい…」
「ほんと？良かったあ」
「Aが料理するとか意外。苦手だと思ってた」
「いや苦手だよ！だから2回も失敗しちゃって…」
「やっぱり遅くまで作ってたんだ」
研磨から痛い視線を受けるが私的にはおいしいと言ってもらえて満足だった。
「でも、ありがと。残りは後で食べるね」
「あ、あと！これも一応…」
研磨の口に合わなかったらどうしようかと思い、市販のチョコレートも持ってきていた。
研磨に渡すと「これは？」と聞いてきた。
「…おいしいって言ってもらえたけど、口に合わなかった時のための保証というか、その…」
「…なにそれ」
研磨はクスクスと笑う。
その顔が可愛かった。
「可愛い」
そう口にしたのは研磨だった。
私は顔が赤くなるのを抑えようとするが、無理だった。
「顔真っ赤だよ…ありがと」
「…どういたしまして」
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チョコ - とっても面白かったです! (2020年12月7日 23時) (
レス) id: b3f09b082b (このIDを非表示/違反報告)
Namo◎(プロフ) - りんごあめさん» こちらこそ最後まで本当にありがとうございました！りんごあめさんのようなコメントのおかげで頑張れました！これからもよろしくお願いいたします(^_^) (2020年4月5日 17時) (レス) id: ecfedaf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ - お疲れさまでした！素敵な作品をありがとうございました。ゆっくりと休んでください！ (2020年4月2日 22時) (レス) id: e7faacb67c (このIDを非表示/違反報告)
Namo◎(プロフ) - りんごあめさん» りんごあめさんありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！ネタが思い浮かんだらたくさん更新していきますね！そう言っていただけて助かります！ (2020年3月16日 21時) (レス) id: ecfedaf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ - 研磨の作品で一番好きです!毎回ドキドキして、心臓が持ちませんよー(笑)更新楽しみに待っています！崩壊してないの凄い！! (2020年3月14日 21時) (レス) id: e7faacb67c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Namo◎ | 作成日時：2019年11月4日 22時
