【HQ】私の彼氏がめちゃくちゃ可愛い【孤爪研磨】

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そもそも、なぜ研磨と私が付き合ったかというと、きっかけは私の片想いだった。


研磨はよくゲームをしていて、話しかけても反応が薄い。


不思議な子だな、とか最初は思ってたけど、隣の席で眺めているうちにだんだんと興味を持っていた。


横顔綺麗。


髪さらさらだし、肌白い。


女の子みたい。





「……あの」



「え？」



「さっきから見てるけど、何か用？」



「あ………いや……何のゲームやってるんだろうって思って…」





私は咄嗟に誤魔化すが、研磨は相当ゲームが好きなのだろう、嬉しそうに話してくれた。





「これ…ただのパズルゲームだけど」



「ふーん…じゃあ私もやってみようかな」



「ほんと？じゃあ招待するよ。その方がお互いメリットあるし」



「招待？何それ」



「あー…とりあえずアプリ入れて…」





ただ単に仲良くなりたい、そう思った。


これをきっかけに話す機会が増えていって、私はいつの間にか研磨のことが好きになっていた。





「研磨のことが好き。私と付き合ってください」





ダメもとで言った。


それも勢いで。


これでダメだったら、今まで通り友達でいてくれればいいと思っていた。





「いい…よ」



「え？」





研磨は少し恥ずかしそうに、私の告白を受け入れてくれた。


それから私は研磨のことを溺愛し、研磨はいつもと変わらない対応で、温度差カップルと周りに言われるようになった。

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