第四十六話【クロロ(十夜花菜)】 ページ43
血潮が戦っているE室へ行くと、とてもガヤガヤとしていた。
何があったのだろうと思い、人混みの中を進んでいく。
最前列まで来ると、やっと血潮の姿が見えた。
もう試合は終わったようだった。
どっちが勝ったのだろうと思っていると、隣にいる新入生達の会話が耳に入ってきた。
「私、刀持って戦ってた男の先輩が勝つと思ってた〜。」
「俺も俺も!途中まで勝ってたよな?」
...ん?
血潮は負けたのか?
だったら私の見ているこの状況は何なんだ。
普通、勝った方が負けた方の胸ぐらを掴むか?
いやいや、そんな事はしないはず。
じゃあ、一体何があったんだ。
そう思いながら血潮の方を見ると、バッチリ目が合ってしまった。
血潮はマズイと思ったのか、相手の手を掴み振り払う。
私は血潮に手を降り、「ちょっと来い!」の合図を出した。
たくさん話を聞かせてもらおう。
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ブラックアイ - 更新しました (2018年10月23日 18時) (レス) id: b64c02d5d7 (このIDを非表示/違反報告)
ブラックアイ - 更新します (2018年10月23日 17時) (レス) id: b64c02d5d7 (このIDを非表示/違反報告)
閑(プロフ) - 更新します!! (2018年10月23日 16時) (レス) id: 2baf58587d (このIDを非表示/違反報告)
よもぎまんじゅう(プロフ) - 更新しました (2018年10月22日 20時) (レス) id: 1b69b5d6d8 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎまんじゅう(プロフ) - 更新します (2018年10月22日 19時) (レス) id: 1b69b5d6d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪白 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2018年10月14日 21時