【募集企画】天空魔法学院【小説ver】

第二十九話【setu】 ページ26

始まった瞬間十夜はこちらに向かって刀を振ってきた

ふむ、この刀は面白い。実験用に貸してもらいたいものだな

呑気に考えるのもいいが今回は新作を使わせてもらおう


「追尾爆薬、これを使うか」


これは前に戦った火系統の奴から学んだものだ

攻撃が追尾してくるのが面白くて創ってみたもの

普通に爆弾みたいなものだが10回ほど追尾しながら爆発する


「さて、地獄の始まりだ！」


十夜に向けて投げると当たり前だが避けられ爆発した…だが


「追尾してくる？」

「そう創ったからな」


どう攻撃しても追尾してくるから諦めるしかないのだがな

そう思って呑気に見ていると真っ二つに斬られた


「これは興味深いな！まだ沢山あるからどんどん斬ってくれ！」

「何でそんな恍惚そうなんだ…」


あと10個ほど予備があるものを全て投げつけた


「光創生魔法、虚偽の爆薬五十連発」


合わせて六十、本物と偽物の区別がつかないようにしたから難しいだろうな

…まあ重力魔法を使われたら偽物は全て消えるが


あと3分…意外と短いものだな

色んな薬品をぶちまけているため床が抉れたりしているのを面白がりながら遊びを続けた

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