第十八話【閑】 ページ17
鮮やかなピンク色の髪の少女が目に
うっすらと涙を浮かべながらてくてく歩く
「緊張しすぎて夜眠れなくて、
朝ごはんたべれなかったせいからだよ……」
入学式には体調が悪くて出られなかったの
初めて「学校」っていうところにこれたから
たくさんお友達作ったりしようと思ったのに……
ふと目線を上げた先にあったのは対抗戦の掲示。
「柊の先輩達の試合だ!!」
どんな先輩がいるんだろう?
でも先輩だからきっとすごくつよいのかなぁ?
「でも柊、知ってる先輩いないんだった!
誰かお友達になってくれたらいいなぁ」
なんて呟やいながらきょろきょろと周りを見渡して歩いていると、いつもおててを握ってるあの子かがいないことに気づいた。
「あれ?椿がいなくなっちゃった!!」
柊は大切にしているうさぎの人形の椿を
落としてしまったようだった
「椿ぃ…帰ってきてよぉ」
ふえぇ、と泣きながら歩く柊ちゃん。
柊ちゃんが立派な魔法学校生になるのは
まだまだ先のようだ
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ブラックアイ - 更新しました (2018年10月23日 18時) (レス) id: b64c02d5d7 (このIDを非表示/違反報告)
ブラックアイ - 更新します (2018年10月23日 17時) (レス) id: b64c02d5d7 (このIDを非表示/違反報告)
閑(プロフ) - 更新します!! (2018年10月23日 16時) (レス) id: 2baf58587d (このIDを非表示/違反報告)
よもぎまんじゅう(プロフ) - 更新しました (2018年10月22日 20時) (レス) id: 1b69b5d6d8 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎまんじゅう(プロフ) - 更新します (2018年10月22日 19時) (レス) id: 1b69b5d6d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪白 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2018年10月14日 21時