守る.12 ページ13
佐藤刑事は色々なことを聞いてきた。まず職業だとか年齢だとか、そういう簡単な話から。そこからまぁ話を広げて時間の話。
んで…
「でも、どうしてこんな時間帯にここにいるのかしら？大学は？」
『あ、お休みです』
そのついでだぜ、のノリかは知らないが何故か職質じみてきている。職質なんて受けた事は無いが何故か疑われている事だけははっきりと分かる。
佐藤刑事は良いんだよ。
子供の帰る時間に公園で推しに会いたいと死顔な人がいたらそりゃ通報するだろうよ。
「実はね…貴女の事を不審がって通報してきた方がいて、近くを巡回していた私が来たの」
刑事さん嘘じゃん。
確かにね？まぁ？不審者っぽかったですけど？何もしてないじゃないすか…。
『すみません…会いたい人を待っていて』
「え？…なになに？恋人？」
あれだ、この佐藤刑事は高木刑事好きなんでしょーって聞いたら「違うってば！」と可愛く怒っちゃう系佐藤刑事だ。どうしよう。推しとか言えない。
『あの、まぁ…簡単には会えないんですけど』
高木刑事好きなんでしょー(以下略)佐藤刑事は、少し残念そうにしていた。
そんな顔させてしまってすみません佐藤刑事。本当にすみません…。佐藤刑事ファンにスライディング土下座をかましたところで、丁度___
「「佐藤刑事ー！！！」」
「ん？」
『お、』
公園の入り口の方から走ってくる三人の子供達。佐藤刑事は優しいから人気なんだろうな、とか思いながらそちらを見る。
と、
「何か事件ですか！」
「歩美達も何か手伝う！」
「オレ達少年探偵団に任せろよな！」
カッコよく決めた三人は少年探偵団。
は、少年探偵団じゃん。本当に歩美ちゃん可愛いんだね…光彦君しっかりしてるし。元太君は頼りがいある少年だし…ぇえ？
心の中で全力でガッツポーズをする。
『少年探偵団？』
「お姉さん誰？」
少し警戒心を持とうね歩美ちゃん…映画で偶に犯人に捕まっちゃうのもその可愛さが原因だ。きっと。知らんけど。可愛いって罪だな、なんて呑気に考えながら自己紹介を始めた。
そういえば、コナン君いないんだろうか。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月19日 22時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 紗奈さん» 大変長らくお待たせしました！この先も楽しめる様、更新頑張りたいと思います！ (2020年5月1日 18時) (レス) id: c17c74b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - てにゃんにゃんさん» ありがとうございます！作品を好んで見てもらえる事、嬉しい限りです。更新頑張っていきます！ (2020年5月1日 18時) (レス) id: c17c74b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - KAZUKIさん» 安室さんの尊さにはいつも驚かされます…降矢零という人物がもう無意識のうちにイケメンばら撒いてるので困ったモンですほんと。更新頑張ります！ (2020年5月1日 18時) (レス) id: c17c74b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈 - 最新楽しみです！ (2020年4月26日 19時) (レス) id: 0bf5c2ae4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零
| 作成日時：2020年1月18日 16時
