26___お昼ご飯 ページ3
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元「ま、まじかよA姉ちゃん」
歩「…火傷、してない?」
光「大丈夫…ですか?」
江「(オイオイ…)」
灰「換気扇回しておいて」
『ごめんなさい』
焼きそばを作ろう、という話になって作り始めたのは良いものの。何故か煙が立ちました。いやどこかの過程で間違えたのは分かるんだが。…最悪だ
哀ちゃんがテキパキと料理をして私がその助っ人に回った。
本来なら逆なんだろうが仕方ない。
手際のいい哀ちゃんを見守ることしか出来ん。
灰「気にしなくていいわ。
焼きそばは無理だけれど…そうね、
あ、オムライスならできるわよ」
『昨日も食べた私』
灰「文句言わない」
『はい』
ごめんなさいマジでほんと。
オムライスを作るっていうからフライパンを用意したりする。哀ちゃんの冷たい視線を感じながら。
ピーンポーン____
江「灰原、俺出てくる」
お願い、と言った哀ちゃん。コナン君の後を駆けていく元太君。光彦君と歩美ちゃんは私の後ろで
何故か私を見守ってくれている。よく分からんけど。
視線がすごいから多分そうだろう。
『誰だろうね』
灰「貴女がここにいて来る人なんて、一人しかいないでしょ」
一人…?
何となく聞こえてきていた会話の声がどんどん近づいてきた。
私より先に見た歩美ちゃんが声を上げる。
歩「あ!昴さんだ!」
沖「こんにちは
なんだか焦げ臭いですね…?」
…一発目から嫌味ですかなんなんですかこの人。
私と目が合うなり何故か哀れみの目を向けられた。全てを見越しての事だろう。酷いなぁ。
無視する訳にはいかないので取り敢えず適当にかえしておく。『どうも』と。
沖「お昼ご飯ですか?」
『えぇまぁ。
哀ちゃんと作ってるんですよ」
元「A姉ちゃんが焼きそばから煙出しちまってよー!オムライスに変更してんだ!」
『…元太君、人を売るの良くない』
頭に疑問符を浮かべる元太君余所目に昴さんは笑っている。ついでに言えばコナン君も哀ちゃんも___
沖「よかったら今度お教えしますよ」
『結構です』
素直じゃないですね、と笑う昴さんに腹が立つのはいつものこと。
『素直じゃなくたっていいです』
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零(プロフ) - いつも楽しみにしています!これからも頑張ってください!!!すきです!(名前一緒ですね) (2020年3月3日 17時) (レス) id: 0555cdda7c (このIDを非表示/違反報告)
Ray@二次元LOVE(プロフ) - 赤井さんによるコナンくんのトイレ近い認識にはめっちゃ笑いました(笑) (2020年2月2日 20時) (レス) id: 15ab691acf (このIDを非表示/違反報告)
陽毬 - 零さん» 今書かれてる映画のところ見ました!(テレビで、ですけど)原作の流れに沿ってて、夢主ちゃんが自然に登場してるのが面白いし楽しいです!毎回高評価ポチしてます 数には入んないんですけど、、無理のないペースで更新してください 楽しみにしてます! (2020年1月27日 21時) (レス) id: 8fcda6294e (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 陽毬さん» 一気読みですか!?ありがとうございます…改行のところまで細かく見てくださってるとは…更新頑張ります!!真実はいつも1つ!(多分) (2020年1月19日 9時) (レス) id: c17c74b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - SAKURAさん» ありがとうございます!出来るだけ早めに更新出来たら良いです、頑張ります! (2020年1月19日 9時) (レス) id: c17c74b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 | 作成日時:2020年1月7日 11時