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※映画予告嬉しすぎて泣きました
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コナン君に「書斎に行こう」と言われて連れて来られたのは図書館。…沖矢さん家にこんな本あるんだね
『これ全部沖矢さんの?』
江「あ、言ってなかったね
実はこの家、
僕の親戚の新一兄ちゃんの家でね?昴さんに貸してるの」
沖矢さん家無かったんだ…
まぁあれだよね、聞いちゃいけない事情とかあるだろうし。興味無いから良いんだけどさ
コナン君に手を引かれて奥の方の本棚を覗く。勿論、連れて行かれたのはシャーロック・ホームズ全集だとか何とかで、
今の子はこんな分厚い本読むのか
江「Aさんも読んでみない?」
読まない、と即答したいのだが少し興味が湧いて無い事も無い。それからコナン君のこのあざとさに負けてしまう気がする。
コナン君から重い辞書の様な本を手に取って、
『一冊だけ、なら』
一言そう言えば楽しそうに笑ったコナン君。可愛い。
死神じゃなくて天使の間違いなんじゃ無いのか。
なんで事をぼんやり考えながら、ずらりと本の並ぶこの部屋を見回した。
江「何か気になる本ある?」
_____アーサー・コナン・ドイル
『コナン君の名前って、
もしかしてこれから取ったの?』
子供目線くらいの棚にあった本、コナン・ドイルとある。題名なのか作者名なのか知らないけど。
まぁきっと作者名だろうな
シャーロック・ホームズを書いた人。
ふとした疑問を投げ掛ければコナン君の動きはピタリと止まって、ネジが外れたロボットみたいに、ギギギと聞こえそうなくらいゆっくり私の方を見た。
いや、どした少年。
江「う、うん…僕の、
僕のお父さんが好きで!」
そっかぁ。
いるよね、そういう両親。キラキラネームってやつ、これはまたちょっと違うのか。
まぁとにかく、自分の好きなものを子供に名付けるのは少なくないと聞く。
『そうなんだ、気に入ってる?」
江「もちろん!」
なら良かった。
そういえば、私の名前の由来はなんだったか。ふとした疑問に悩んでいれば扉の方から先ほど聞いた声が聞こえた。
沖「此処にいたんですか、夕食の準備が出来ましたよ」
"沖矢昴"
彼の、
名前の由来はなんだろうか。
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加奈 - 関係無いけど。 (2020年3月16日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - カッコイイな〜。モテるだろうな〜。 (2020年3月16日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - 探偵ってカッコいいからな〜。 (2020年3月16日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 | 作成日時:2019年11月23日 20時