笑えない、どつかれた本拠地。【白膠木簓】__extra story

▼00___とあるゲームと本心と。 ページ7

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『はぁ、？愛してるよゲームですか』

碧「おう。知ってるか？」

『今度は何吹き込まれたんですか。
………ていうか喫茶店に来て迄話す話ではないですよね』





碧「いや、ちょっと女に言われてよ」







女。



やだな、なんか生々しい…やめたやめた。
ハマの狂犬イメージは崩れんぞ……







現在場所は静かな喫茶店。
偶々、碧棺さんと会って聞きたい事があるというから来たのに









碧「やったことあるか？」

『ねぇよ』

碧「お、おう」

『無いです』









「素でいい」と少しニヤついて言う辺り、性格が悪いのか良いのか。



何故こんな事を聞かれるのか謎だが仕方ない。






だって相手は狂犬だぞ？
断ったら何されるんだ私…マジでリンチに合うんじゃないかこれ







『や、やるんですか』

碧「やる訳ねぇだろ」





白「やらせる訳無いやろが」







聞き慣れすぎた声がして後ろのボックス席を見れば、そこに居たのは躑躅森さんと簓さん。




嫌そうな顔をした碧棺さんは舌打ちをして。









『あの、本当連いてくるのやめて貰っても？』

白「暇やろ」

躑「簓おまえほんまに嫌われるで」




白「昼間から左馬刻といんのが気に食わないねん！！！
なんで、俺が誘ったら断られなきゃあかんの！」

『行きたく無いからだよ』








「素で言うなや」とわーぎゃー喚く簓さんは少しうるさい。

店員さんも注意したいんだろうが面子が面子だ。








碧「悪ィなA
俺はもう帰るわ、……サンキュな」

『はぇ、あ、はい。もう良いんですか？』

碧「ソレ、食えたし」






さっと指さしたのは始めに注文したパンケーキ。








碧「妹が絶賛してたからよ
味知りたくて、」








_____優しいな。





「じゃぁな」と言った碧棺さんは十分すぎるくらいのお金を置いて店を出て行ってしまった。



妹に作る為に此処寄ったのか。







『優しい人ですね、我等がリーダーは』






白「……なぁ、」

『なんです？』

白「ゲームせぇへん？」









『(またなんか始まった)』

躑「(簓の悪い癖やな)」






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