▼（BEAST的な何か） ページ36
ーAsideー
探偵社は温厚な人が多いのかもしれない…………が、そんな事は決して無い。
国「コ"ラァァァァァァァァァ"ッッ！！
芥川！A！ずっと中にいないで、偶には外に行ってこい！」
『私太陽好きじゃなーい。ねー？龍之介ー』
芥「同じく」
与「だから肌白いんだねェ、二人とも」
そうですよ、与謝野さん……
与謝野さんはうちわで後ろからあおいでくれている。因みに龍之介は机の下に潜っている。ただ一人、国木田さんだけが元気である。
与「水浴びでもしてきたら如何だい？」
『それは面倒ですよ与謝野さん…嗚呼、彼奴はまた川で涼んでんのかな』
与「彼奴？」
『うん、あい……つ、……？彼奴？
誰の事だろ……ごめん与謝野さん。忘れていいよ』
与「変なAだねェ、まぁ何時もの事だけど」
『何だと！？』と与謝野さんに云えば軽くあしらわれた。
彼奴……って、誰の事だろ
ま、いっか。
今日は特に依頼が無いから暇だ。目の前で仕事をし続ける国木田さんは鬼の形相だし…乱歩さんは福沢社長と出張だし……
宮「ラムネ飲みますか？」
『ありがとう賢治くん！貰うよ』
宮「いえいえ！どうぞ！」
『龍之介もいる？』
芥「嗚呼、頂く」
龍之介にラムネを渡せば、有り難うと云われた。はー、珍しい。
そんなロングコート着て暑く無いのか…？
ラムネの炭酸は思っていたより強かった。何か引っかかっているが気にしない。気にしていたらキリが無さそうだ。
『そういえば、国木田さん』
国「ん？何だ」
『私が探偵社に来たのって何でだっけ』
国「…俺が知るか。
俺が来た時にはもう此処にいただろお前……兎も角、仕事をしろ仕事を」
確かに。
だらだら考えていても仕方ないので一旦考えを捨ててラムネを飲む。うん、美味しい。
それと同時に国木田さんはパソコンをパタリと閉じてため息をついた。
そんなに疲れるなら一旦休憩を挟めばいいのに。仕事が終わったのか、国木田さんは珈琲を淹れに立ち上がった。その跡を付いていけば彼は不思議そうな顔をした。
.
※続きます
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★ayaka★(プロフ) - 面白かったです。すれ違いながらも互いを思ってるって良い話でした。 (2019年10月31日 1時) (
レス) id: 65fd904e63 (このIDを非表示/違反報告)
燐華(プロフ) - 作品、29件ほど表示されましたよ。私の方では正常ですね (2019年9月8日 8時) (レス) id: 7838562921 (このIDを非表示/違反報告)
鏡の国のアリス - 完結(？)おめでとうございます！私此の作品だいっすきです！応援してます！お疲れ様でした。 (2019年9月7日 16時) (レス) id: f685bf0ca1 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 赤珠さん» ご報告ありがとうございます！申し訳ない、ホムペ利用小説が未公開になってました……()公開しました！ (2019年9月3日 22時) (レス) id: c17c74b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - すみかさん» ご報告ありがとうございます。他の作品もですか……本当に嬉しい限りです、ありがとうございます！！！ (2019年9月3日 22時) (レス) id: c17c74b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零
| 作成日時：2019年8月14日 16時
