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#新しい就職場 ページ40

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太「その異能制御出来ないの?」

『制御出来てたら苦労はしませんかね…』

太「……なら、制御出来るようになって修理も自由に出来る職場を教えてあげようか?」



太宰さんは名案だろうとでもいう風に胸を張って俺の手をぱっと離した。
名案だけれど………そんな場所あるのか?

けど、



『教えて下さい』

太「じゃぁ連いておいでよ……うーんと、関原さんだっけ?彼から独立、って事になるけどいいの?」

『……大丈夫です。あの人なら分かってくれます』




「そう」と短く返事をした太宰さんは立ち上がり歩き出した。俺もその跡を歩いて行く。
周りの声が聴こえるけど、何故かそれも異能の所為だと思うと幾分か気持ちが軽くなった。



.



『えと、』

太「さっ、ついたよ〜!入り給え!!!!」



腕をぐいぐいと引っ張って中へ入って行く太宰さん。いやいや、待ってくれ。

待って?



太「みんな!聞いて!A君が此処で働きたいらしい!」

『いや、待っ』

太「歓迎パーティーでもするかい?!」



話を聞いているのかすら分からない場所へ連れてきた太宰さん。
見覚えのありすぎるその場所は……。




『待て!!!!!!!!!!!!』




つい大きな声が出てしまう。
人前でこうして敬語を抜き、大声で叫んだのは何時ぶりだろうか。

社内にいる全員が振り向く。




『探偵社だなんて聞いてない!!!太宰さん!?』

太「元気だねぇ、だって君が来たいって」

『確かに云いましたけど……』




探偵社だなんて聞いてない。

何度も断っているのは俺が此処に就職してしまったら、他の場所へ自由に修理しに行けない。



太「A君、社員になれば社長の力で異能はある程度制御出来るようになる。君の珍しい異能も全力で護ってあげよう。」


国「お前が此処に入るなら修理屋については継続してもらって構わない」


江「どうせ修理が自由に出来ないから何処にも属さないんだろう?」


宮「Aさん!入ってください!」





次々に言葉を発していく社員一同。
よく聞けば確かに優良物件すぎる。
しかし……と考え始めてしまう。俺って意外と頑固なんだな。

少しずつ揺れる自身の心。





そうして、俺に最後のとどめが刺される。




福「探偵社に入れ」





ふ、福沢さん…


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#スタート地点→←#異能者



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赤珠 - 完結おめでとうございます!!雫さんの一ファンとして他の掛け持ち作品も楽しみにしています! (8月18日 20時) (レス) id: 8dc3cc174c (このIDを非表示/違反報告)
557*ココナ(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした。 他の掛け持ち作品も頑張ってください!! (8月18日 20時) (レス) id: 5b405d618a (このIDを非表示/違反報告)
赤珠 - なら夢主さんの写真ください作者様← (8月1日 22時) (レス) id: 8dc3cc174c (このIDを非表示/違反報告)
ちくわさん(プロフ) - 赤珠さん» フハハハ!残念だったな!← (8月1日 21時) (レス) id: 085b7fa5ef (このIDを非表示/違反報告)
赤珠 - ちくわさんさん» なん…だ…と…←← (8月1日 21時) (レス) id: 8dc3cc174c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年7月12日 16時

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