私と彼の子【五条悟】

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「ひなー蒼ー久しぶり！！」



“ぎゅー！”なんてセルフ効果音を言いながら子供たちを抱きしめる悟




「わーいパパだぁ！」


「苦し、離してよお父さん！」




いつの間にかお父さんと呼んで仲良しになってる蒼と悟、心配してたけどそれも余計なお世話だったみたい




『悟、今出張から帰ってきたの？』


「ん？出張じゃないよ」


『え？』




“ちょっと待っててね”と、優しい声で子供たちに声掛け私の元までくる悟




「両面宿儺の指食べちゃった生徒がいるって言ったじゃん？」


『言ってたね』


「その子死んじゃったんだよね」


『えっ？！』


「まぁ生き返ったけど」


『んっ？！』




どういうこと？

悟の一言一言に理解が追いつかない


悟の説明によると恐らく宿儺と契約を結んで生き返ったかもしれないとのこと


私にも何度か話してくれたくらいお気に入りの生徒だったから生き返ったことには相当嬉しそう




『まぁ何はともあれ生き返ったならよかったね、上のやり方は気になるけどさ』




呪物を食べたからって殺そうとするなんて普通にありえない




「ほんと相変わらずの腐れっぷりだよ、で！今日はAにお願いがあるんだよね」


『お願い？』


「そうそう・・・」









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