君の嘘、僕の嘘 4 (ページ15)

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ゆうくんが妬いたの？

……やばい、ニヤニヤしちゃう

じろっ

私「ひぃっ！」

玉「ニヤケすぎ」

睨まれた

私「嬉しいんだもん」

玉「俺、嬉しくない」

ですよね

私「捻挫しなきゃよかったね」

玉「俺から逃げらんないAは
可愛いけどね」

ニヤリとして、隙間なく
つめてくるゆうくん

私「逃げないもん」

玉「ふっ、可愛い」

覗き込んで、下からすくうような
キスをされる

玉「あんまり、妬かせないで？」

私「ん」

ゆうくんの胸に顔をうめると、

ぎゅっと抱きしめ返してくれる

玉「よし、じゃ、風呂はいろ」

背中をぽんぽんと叩いて、
離れるよう促されるけど、

今なんて？

玉「おーい、笑」

昨日のお風呂を思い出し、
ひっついたまま首を振る

玉「なんで？」

私「ゆうくん、……するから」

玉「ふははっ、いいじゃん」

私「全然よくない」

玉「わかったわかった、
じゃ、ひとりで入れる？」

私「うん……着替えは……」

玉「おっけー、まかせろ！」

楽しそうなゆうくんに
思わず笑った

玉「お運びしますよ、乗って？」

私の前にしゃがむゆうくん

家の中では、お姫様だっこして
くれてたのに、何故かおんぶ

玉「どう？」

私「どうって？」

玉「廉と違う？」

気にしてるんだと思ったら、

途端に嬉しくなる

私「ふふっ、全然違う。
廉くんのは、こうで」

ちょっと背中から離れて、
遠慮がちに肩に手を置く

私「ゆうくんのは、こう！」

背中をべったりくっつけて、
腕を思い切りゆうくんの首に巻き付けて
首に顔を埋める

玉「くすぐったいって、笑」

私「やめなーい」

玉「いいけどね、おっぱい
あたるから、笑」

私「は！やだ、セクハラ！」

玉「いや、俺されてるほうね、笑」

私「もう！」

玉「んははっ」

なんとか、足が濡れないように
お風呂にはいり、

バスタオルをまいて、ゆうくんを呼ぶと

着替えを持って来てくれた

玉「はい、被って〜」

Tシャツを被せられ、バスタオルを
剥がされる

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