検索窓
今日:12 hit、昨日:8 hit、合計:132,961 hit

〜3 ページ3

車の中では



藤「A、大丈夫だからな」



って、ずっと言ってくれてて
陣痛の波がきても、太輔の手を
握って耐えた




私「太輔、寝なくて大丈夫?」




波がおさまると、
こんな真夜中に、申し訳ない
気持ちでいっぱいになって
思わず聞く



お仕事もあるだろうし




藤「そんなの気にしなくていいよ。
俺の子がうまれるんだよ?
仕事とか気にしてらんないでしょ」




そこは、気にしよ?と思ったけど、
やっぱり太輔がいないのは
不安だから




私「ありがと」



藤「うん、ずっといるから」




太輔が旦那さんで、ほんとに
よかった



そんな事考えてたら、



あっという間に病院について、



病院の入口では、兄が
待ち構えてくれてた




兄「A、もうちょっとだから
がんばろうな、
太輔くんも楽しみだね」



藤「はい、めちゃめちゃ」



兄「はじめてのお産だから、まだまだ
時間かかると思うけど」



私「えーまだまだ?
もう耐えられないよ……」



藤「そんな事言わないで
A、がんばろ?」



私「…………うん、……がんばる」



兄「ははっ、太輔くんには
ほんと素直、よかったな
太輔くんがいる時で」



私「……いたい……」




また、波が……



どんどん、感覚が短くなってる




兄「とりあえず、個室用意したから、
そこで様子みてて」




ブンブン首を振る




兄「まだ産まれないから」



私「もう産まれる、だって痛いもん」



兄「や、まだまだだな、
そんな喋る余裕なんてなくなるから」



私「むーりーー!!!」



兄「じゃ、太輔くん、よろしく。
なんかあったら、ナースコール
押してね」



藤「はい、わかりました」




くそぅ、兄ちゃんめ



こんなに痛かってる妹を置いてくとは




藤「A、行くよ」




ゆっくりと、歩いて
個室に入る




私「太輔、な、なんか緊張してきた……」




病院のベットに寝かされたら
なんだか自分が病気みたいな気になってきて




藤「大丈夫だって、笑」



私「私が死んじゃったら……
この子よろしくね」



藤「もー、バカな事言わないの」

〜4→←〜2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (316 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1092人がお気に入り
設定タグ:キスマイ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なみすけ(プロフ) - ユミさん» でーすーよーねー!!!イライラしながら観ちゃいました!笑 (2022年1月23日 16時) (レス) @page32 id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
ユミ(プロフ) - やっぱりカウコンのセクシー部門から、太輔外されたのキス担は皆不満だよね。セクシー部門1位は太輔でしょう。 (2022年1月23日 10時) (レス) @page32 id: e39d352333 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - ユミさん» ユミさん!お久しぶりです。ほんと長らくお話休んでしまってごめんなさいm(_ _)mみっくんパパ待っててください。必ず登場させますね、笑 (2022年1月10日 6時) (レス) @page29 id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
ユミ(プロフ) - いつまでも待つからよろしくお願いします。 (2022年1月9日 22時) (レス) @page29 id: e39d352333 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - Bellさん» ほんっっとに、お待たせしましたー!!!!笑 (2022年1月4日 21時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なみすけ | 作成日時:2020年2月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。