小さな幸せ 3

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口先だけだったキスから



深いものに変わると、



気持ちよくてなにも考えられない




北「生たま どうだった？」




なまたま？……ご？




北「正直に言えよ」




……




私「食べてない」



北「……」



私「……」



北「……なにと勘違いしてる？(笑)」



私「生たまご？」



北「ふふっ、じゃいっか」



私「え？」



北「こっちの話」



私「……んっ」




また再開される、キスの嵐




なにが聞きたかったんだろうって
思ったのは一瞬で




またすぐにみっくんに
酔いしれていく




北「ベット行こうか」




頷くと、軽くチュッと唇にキスの
余韻を残し、



軽々とお姫様抱っこされた。




重くて恥ずかしいと思いながらも
みっくんから離れたくない一心で
しがみつくようにくっついてると
優しくベットに降ろされる




見下ろすみっくんの顔は
死ぬほど、色気に満ちていて、




Tシャツを脱ぎ捨てると更に男の顔




思わずその顔に手をのばし、
頬に触れると



指を絡めとられ、



おでこ、瞼、鼻、ほっぺ、耳たぶと



キスがふってくる




私「みっくん、すき」



北「ん、俺もすきだよ、A」




ズキュン



うっすら目を開けて、見つめられたら



それだけでからだが、熱をもつ




唇をはむって食べられちゃうみたいな
キスに、ドキドキが止まらない




北「A、大丈夫か？
心臓やばい事になってっけど(笑)」




直に私の胸に触れたみっくんに
心配そうに顔を覗きこまれる




私「ん、大丈夫、して？」



北「ふっ、まじ可愛い
ま、だめって言われても無理だけど」




みっくんが私の背中に手を
まわすとすぐに開放感



そのまま下着は剥ぎ取られ、



頭を抱えるように、また
濃厚なキスをされると同時にカラダを這う
みっくんの手



その手はなぞるように
下へ下へとおりていき、



ゆっくりとシーツの中にはいると



私を快感に導いた





北「だから、……ちょ、ちから……ぬけって……」



私「……んっ……むりっ……んっっ」




余裕のなさげな表情が、より私を
紅潮させ、



たっぷりと愛され、
みっくんの腕の中で眠りにつく

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