小さな幸せ 3

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ミ「ま、暇だからいいけどさ、
その前にみっくん忙しいん
じゃない？」



私「そっか！行けなきゃ会う事も
ないもんね！
……いや、いつかは会うのか……
でもとりあえず、今週だ！聞いてみる」




早速、みっくんにメール




『ヤスが今週の日曜日、フットサル
やるけど来れるかって聞いてるよ？』




私「よし、入れといた！
そのうち、返事くるかな」




〜ピコン♪




ミ「はやっ(笑)みっくんでしょ」



私「そんな早いわけな……」




『行けるって言っといて』




私「はやっ！ 行けるって……」



ミ「あはははっ」




笑い事じゃないでしょうが




うなだれる私を笑ってるミカ




私「もー！他人事だと思ってー」



ミ「ごめんごめん、ヤスにも相談して
みたら？」



私「そうする」




会社に戻って仕事してると
外回りから帰ってきたヤス




こっそり近づいて、捕まえる




ヤ「うわ！なんだよ(笑)」



私「そんなびっくりしないでよ」



ヤ「いきなり現れるから」



私「ちょっときて」




あまり他の人に聞かれたら
よくないかなと、
給湯室に連れて行く




ヤ「どした？」



私「みっくん、来れるって」



ヤ「まじ？久々だな」



私「それでね、アトミーも行くらしいじゃん？」



ヤ「おぅ、そうだけど？」



私「さらちゃん連れて行くんだって」



ヤ「ふーん、いいじゃん」



私「良くないよ、さらちゃん、
みっくんのファンなの」



ヤ「え！ そうなんだ(笑)
気になるなら、お前もくればいいじゃん」



私「誘われてないもん！
だから、見張ってて」



ヤ「拗ねんな(笑)
俺が誘ったって事にしてくればいいよ」




行かないのが賢明だと思うけど
しょうがないじゃん、



すごい気になるし




私「うん、ミカと応援しに行こうかって
言ってるんだけど……
わたしとつきあってるってバレないように
協力して？」



ヤ「わかった、わかった、
宏光に言っとけよ？イチャイチャすんなって」



私「しないよ、外でなんか」



ヤ「外ではね(笑)」




バシッ！




ヤ「いってっ！(笑)」



私「セクハラ！」



ヤ「なんでだよ！」

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