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あそこに居たのは YS side ページ44

まだ高揚した気分のまま俺の部屋に戻って、深くソファに沈み込んだ。まだあの青い海を泳いでる気分だな(笑)

コンサートの後はいつも気分が高揚するけど、今日はいつもより昂ってる。不味いな。明日も有るのに…

少し落ち着く為にもポケットの中の煙草を取り出して加えると静かな部屋にジュッっと日が付く音が響いた。
息を深く吸うと広がる苦みと立ち上がる煙に巻かれて一瞬頭が真っ白になる。

細く吐く息が白く煙ってゆらゆらとたい上るのを見ていた。

ユウは…Aは、今日も遅いのか?

さすがにあの時間までは待てないな…

ピッと言う音の後に扉が開く音…

ゆっくり振り返ると、ユウがそこに立ってた。

YS「おかえり(笑)」

「ただ…いま(笑)…ジョンウンだね。」

なんだ?俺はいつだって俺だろ?

YS「今日は…早いな」

「あ〜…もう仕込みはないからね。明日は…終わりが見えないけど(笑)
ま、でもステージ関係までは残らないから昨日みたいにはならない…かな?」

扉付近で立ち尽くしてるAに手を差し出すと、やっと俺に近付いてきた。

YS「ん〜どうした?(笑)」

「ん。やられた…かな(笑)」

俺の手を掴む事も無く少し離れたところで立つAの手を掴みに行くとすっと一歩引かれた…

YS「どうした?」

「なんか…遠いなって…すごくかっこよくて、輝いてて…遠かった。」

YS「誰が?」

舞台上でお前を探しまわった俺がか?

「ジョン…ウン…」

YS「そりゃ、イェソンだろ?」

キョトンとした顔のAに体ごと手を伸ばしてAの手を掴むと無理やり引き寄せて俺の膝に座らせた。

「ジョンウン?だってジョンウンが…」

YS「あそこに居たのは俺の一部のSJのイェソン。今お前の前に居るのが、キム ジョンウン。
ユウが一番良く知ってる男だろ?」

まだ、良く解ってないな(笑)

さっきみたいにユウの胸に顔をうずめて

YS「あそこに居たイェソンってやつはさ、世界中のELFを虜にしてて、良い声で歌って、踊って、ELFを楽しませるために一生懸命で、面白い事を言ったりしたりするかっこいいやつで
今ここに居る俺は、こうやってユウに甘えて、ユウがどこに居るのか舞台の上で探したり、
ユウが倒れたのを見て一人で取り乱して、楽屋エリアからユウの事探しに出たりする情けない男だろ?」

解るか?

Name of You→←コンサート YS・YOU side



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angieuko(プロフ) - マユさん» ありがとうございます^^*きっと、この彼女には兄さんしかいないですよね♪永遠、単純だけど難しい素敵な言葉ですよね (2016年3月2日 18時) (レス) id: f2d01e8268 (このIDを非表示/違反報告)
マユ - ジョンウンの魅力的な姿がたまらない。最後の会話シーン「永遠」が沁みました。 (2016年2月28日 6時) (レス) id: 8f101bc657 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - ちゃあさん» ちゃぁちゃんコメありあとーです♪兄さん、めっちゃ包容力あるイメージなの^^きっと二人はずぅぅっと幸せにしえるはず!!それから…ぎゅたまへの愛…隠し切れてなかった?( *´艸`)溢れ返っちゃってるので^^すまそ(笑) (2013年6月17日 19時) (レス) id: 56786cf794 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃあ(プロフ) - あんじゅたん 読んだよ。兄さんの包容力ハンパ無いーー!そして自分に置き替えて読んだよ。そしてにイェソンがもっと好きになったよ。 きっと二人は幸せにしてるんだよね♪たまに出てくるギュにあんじゅたんからの愛を感じたのは私だけだろうか(笑) ありがとう。 (2013年6月17日 13時) (レス) id: 8e7de482e5 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - emiさん» えみたん♪コメントまで書いてくれてありがと―です♪あんこが書くとちょっと暗くなる^^;素敵だって言ってもらえてうれちぃです^^ (2013年6月14日 5時) (レス) id: 56786cf794 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんじゅっこ | 作成日時:2013年4月23日 19時

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