届くように 前編 【狗丸トウマ×七瀬姉】 ページ9
トウマside
俺は、とある場所へと向かった。
するとすぐ姿が見える。九条天のような白い髪に陸のような赤い瞳
夕焼けと海がきれいに映える白い肌
そして小柄な体系の
狗「A」
すると俺をみた瞬間いつもの真剣な表情とはかわってふにゃりと笑う
その瞬間、俺の鼓動は早くなる
『ごめんね、何度も呼び出して』
狗「…いや、大丈夫だ。また考えてたのか？」
『…ん？考えてないよ、トウマの事考えてた』
狗「な…お、お前な…！」
『ふふ、顔真っ赤だよトウマ』
そうおかしそうな笑うA。本当にこいつにはいつも調子が狂わされる
さすが陸の姉というべきなのか、なんなのか。
狗「からかうなよ」
『ごめん、トウマ反応が面白いからつい』
狗「つい。。。じゃねえよ！」
『ふふ、やっぱりトウマといると面白いや』
狗「…たく」
こいつが、本当に楽しそうに幸せそうに笑うからつい、許してしまう
最初にあった頃は、こんな風に笑う事なんかなかったから
こいつには幸せになって。ずっと笑顔でいてほしいんだ
狗「で、なんのようだ」
『…ごめん、本当に用事はなくて。ただ、トウマに会いたかっただけ』
狗「…は」
『迷惑だったらほんとにごめ』
狗「め、迷惑なんかじゃねえよ！！」
俺はつい、大きな声を出してしまう。驚いた表情のA
そしてクスクス笑いながら「それならよかったよ」と話す
『トウマは本当、優しいね』
そう言って微笑むAは本当に綺麗で、でも儚くて
…どこかにいって…
狗「…なぁ、もしかしてお前」
『ん？』
狗「……な、んでも、ねぇ」
『なにそれ』
またふふ、と笑う。俺は察した。
こいつは、もうすぐいなくなるんだ。俺とも、あの双子とももう会えなくなる遠いところに、いくんだ。だから、最後のお別れとして俺を、呼び出したんだ
『トウマ、私は陸と天を見守ることはできないから。トウマはすごく面倒見がいいでしょ？だから…』
狗「俺は、引き受けねえよ。」
『…トウマ』
狗「…い、くなよ…。もっと、俺たちが活躍するところ見ててくれよ…！」
『……トウマ、顔あげて』
そう俺はAに顔を上げさせた。
そして小さく笑って、「ひどい顔、せっかくのイケメンが台無し」なんていう
ーーーーーーーーーーー
続きますぅうううう((
届くように 後編 【狗丸トウマ×七瀬姉】→←男として 【七瀬陸×溺愛友達】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 128人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
☆アスカ☆(プロフ) - 最初から読ませていただきました!!凄くﾄﾞｷﾄﾞｷしました｡リクエストします｡天君×ヤンデレ彼女と悠君とヤンデレ彼女の２つお願いしますm(._.)m (8月7日 7時) (
レス) id: 015c60fed8 (このIDを非表示/違反報告)
てう - すっっっっっごくおもしろかったです❗️ (2022年3月28日 10時) (レス) @page13 id: d62367ef34 (このIDを非表示/違反報告)
花鳥風月 - 今日この小説を見つけて、最初から読ませていただきましたがとっても良いです!凄くﾄﾞｷﾄﾞｷしました (2018年9月8日 23時) (レス) id: e8cac359cc (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - Hikaruさん» あぁああありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです…！！最高の褒め言葉ですよ(´；ω；`)あぁああぜひ楽しんで頂けるよう私も頑張らせて頂きます…！！ (2017年10月9日 20時) (レス) id: 0b8d9e10fa (このIDを非表示/違反報告)
Hikaru(プロフ) - この小説今日見つけましたが、最高です！キャラの話し方とかブレてなくて、ほんとにそのまんまって感じです！だからドキドキします！まだ途中までしか読んでないですが、こらからも楽しませていただきます！(*´∀｀*) (2017年10月3日 15時) (レス) id: 029fece1b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美衣 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月13日 1時
