30コマ目 *紫 ページ31
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｢な、なんじゃこりゃあ〜！！｣
タバコを吸い、だいぶ時間が経ったことに気づいた
席に戻ると顔を真っ赤にさせてるラウ以外のメンバー
翔太なんてもう半目で寝かけてる
｢う〜〜、目黒〜、唐揚げ〜｣
｢ふは！！くえくえ！｣
｢あかん！Aはとりあえず水や！！｣
｢きゃはは、Aちゃん可愛い〜！｣
ベロベロになったみんなの中で、唐揚げを求めるAとそれを介抱する3人
｢目黒〜！俺にも唐揚げ〜！｣
｢いや、しょっぴーもまず水飲んでください｣
｢らう！佐久間トイレ連れてくの手伝って｣
｢らじゃー！｣
顔を真っ赤にさせながら、めめがしょっぴーの介抱にうつり、ラウがあべちゃんと共に佐久間を支えトイレに消えた
カオスだなあ
目黒のあの目で酔いが覚めた俺は冷静になって観察している
｢A〜！らいじょぶかぁ！みずのみぃ！｣
｢ぷはあ！飲みすぎた！水おいし！唐揚げ食べたい〜！｣
Aは、ベロベロになった康二から渡された水を飲み干すと落ち着いたようで、唐揚げを再び求めていた
｢ほんま好きやなぁ〜！どんらけ酔っても、それは必ず言うん、おもろいんやけど〜！｣
その隣で康二が笑う
｢ふーー、、、｣
近くからため息が聞こえそちらに顔を向ける
め、めぐろや、、、めめ、、、顔怖いわ！
またあのトイレ前のような顔つきになってる
｢あれぇ？めめ、かおこえ〜！なんかおにみてぇに、むぐっ！｣
めめは近くにあった唐揚げを無理やり翔太の口の中につっこむ
｢うわ！うま！！このマヨ七味やば！｣
｢でしょ！！しょっぴーさすが！！｣
翔太の一言で、すごい勢いで移動し、Aが近寄った
唐揚げでしょっぴーと意気投合しすると、
｢よし、今日は俺ん家で宴だ！｣
なんて、しょっぴーが楽しそうに言うから賛成しようとしたけど
｢｢｢｢｢それはだめ｣｣｣｣｣
さっきまでヘロヘロだった佐久間まで、いつの間にか戻ってきて、止めていたのがじわじわとくる
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作者名：なまじ | 作成日時：2020年6月2日 4時
