take3 ページ3
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｢おはよーございまーす！｣
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ひょこっと飛び出してきた彼は、ふわふわした金髪にピンクのカラーサングラスをかけている
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にゃははっ
と笑うその顔は、周りを和ませるよう
｢佐久間ー、帽子。忘れてるよ。｣
｢お、ありがと、阿部ちゃん｣
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爽やかな雰囲気を醸し出す彼は、"佐久間"と呼ばれる彼の忘れ物を渡していた
ちゃんと気をつけろよーと優しく言う彼は阿部ちゃんというらしい。
｢ざーす、、、ふぅあ〜〜！｣
｢あははっ！なべぇ、寝癖えぐっ！起きろ、撮影だぞ｣
｢あれ？ふっか今日顔しかなくね？｣
｢誰が顔デカイじゃっ、てか、顔しかないはもうバケモノ｣
眠そうにする"なべ"と呼ばれる彼は寝癖が凄いらしく、"ふっか"らしき人物にいじられ、そしていじり返している。
いわゆる塩顔と頭が少し大きい彼。
｢ざす、よろしくお願いします｣
｢てるにい、タピオカ残すん珍しいやん！｣
いかつめの彼と関西弁の細い彼。
｢今日なんか喉通らなくて、、、こーじ、チョコ買ってきて
｣
｢いや、なんでそうなる？｣
"てるにい"さん、、、あんな見た目でタピオカとチョコ好きなんだ、、、
そして関西弁、、、ノリいいな
｢ありがとうございました！おはよーございまーす！｣
｢あざした、おはざーす｣
背が高い2人が降りてきた
｢めめ〜！寝癖。え、しょっぴーよりえぐいよ笑｣
あははっと高笑いする彼と
｢え？まだある？うそ、え、おれ直したつもりだったんだけど、ふはっ｣
めめって人は一見クールそうに見えて、ガンガンに寝癖がついている。ふはっと笑う顔は、とても穏やかだ
｢ラ、ウールーーー！！！｣
"佐久間"さんが足が長い彼の名を呼ぶ
あー、なるほど、ハーフか
｢おはよーございまーす、お願いしマース｣
一人一人に挨拶を返し、全員が降りるのを見守る。
マスクや帽子をつけていたけど、雰囲気から分かる美形さ。
全員がおり終わると、ふぅ〜っと、周りからため息が聞こえる。
どうやら、目をハートにしていた女性軍のようだ
｢いやー、目の保養だわ、snowman｣
｢今日も一日頑張れるわ！さ、Aちゃん、仕事仕事！｣
仕事モードに切り替えたようで、私に荷物を差し出してくる
お、おう、今日は一段と輝いてやがるぜ、、、
イケメン軍団ね。ここまで女性陣を本気にさせるとは。本物かも。
ま、私は変わらず業務こなすぞ〜！
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作者名：なまじ | 作成日時：2020年6月1日 17時
