肉まん ページ16
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隼side
あー寒。
なんでこんな時に運が悪いんだろ、もうやだやだ。
早く帰りたい
そう思いながら、数時間前の出来事を思い出す
お腹すいたからジャンケンで負けた人肉まん買ってきてよ！
はらぺこ大魔王の亜嵐くんが言い始めたのが事の発端。
それから、意外と乗り気な裕太くんとか、めんどくさそうな玲於とかを味方につけ始めて
それに龍友くんが乗ってしまった時点でもう終わり
涼太｢僕やらないよ？｣
龍友｢ダメや、これは男の熱い戦いなんや｣
意味がわからない
大の男が7人も、白熱しながらじゃんけんぽん！って言ってる姿を各関係者に見られて。
結果。
隼｢うわあああああああああああああああ｣
裕太｢俺、あんまん｣
龍友｢どんまい隼。俺二個な｣
非常な人達に見送れながら事務所を出たのがついさっき
もう、ってちょっといじけながら棚にある肉まん全てかっさらうくらい持って帰ると、事務所の前にいたのは、…
隼｢あ、ダンボールちゃん｣
『え、』
警備員の人にとめられて涙目になってる女の子
『あ、玲於くんのお友達…』
隼｢玲於と知り合いになったの？
あ、すいません、この子LOVERSの店員さんです。
通してあげてください。多分、これからも｣
そう言うと、警備員さんがわかりました、って言いながらダンボールちゃんの拘束を離した
『びっ、くりした…』
ビクビク怯えてる女の子がありがとうございました！って頭を下げてきた
隼｢大変だね、君も。…えっと、名前、…｣
『あ、Aです』
隼｢Aちゃん。一緒に行こ？｣
『はい！』
ちょっと安心して笑ったこの子。
知らないうちに僕にも心を開いてくれたのかな？
隼｢今日も、お洋服届けに？｣
『そうです。えっと、確か、…隼、さん？』
隼｢あ、僕のこと知ってる？｣
『いえ、アユさんに教えてもらったので』
エレベーターに乗ると充満する肉まんの匂いに明らかに顔を輝かせたAちゃん。
可愛いな、って思いながら龍友くんの分の肉まんをひとつ差し出すと、最初は抵抗してたのに最終的には受け取った。笑
『ありがとうございます！』
隼｢敬語やめていいよ？｣
手に持った肉まんとの相乗効果で、顔が小さく見える。
いや、小さいのか。
『あ、はい、あ…うん、』
ふふって笑ったAちゃんに可愛いなあって思ったらエレベーターがついた
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豚骨ラーメン(プロフ) - 沙矢さん» ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです…！（泣）感激です！今日完結するつもりなので、是非ご覧くださいね！ (2019年1月8日 3時) (
レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
沙矢(プロフ) - 初めて豚骨ラーメンさんの作品を読ませてもらったのですが、すごい好きです!!!!唐突でごめんなさいm(_ _)m書き方というか、話の進み方とか主人公の性格とかいろいろ！更新されるのをとても楽しみに待っています笑 (2019年1月4日 20時) (レス) id: 90dc9eec21 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - ソルトさん» えぇ！めっちゃ嬉しいです…っ！ソルトさんみたいなコメント、本当に心がポアってなります！笑 (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - miyuu___0106さん» ありがとうございます！冬休みの間に終わらせようと思っているので、更新を待っていて下さい！笑 (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - みかんさん» 更新頑張ります！誤字脱字、語彙力のなさを自分でも痛感していますが、どうぞ最後まで暖かい目で見ていただければと思います！ (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豚骨ラーメン
| 作成日時：2018年12月30日 14時
