占いツクール
検索窓
今日:169 hit、昨日:1,308 hit、合計:226,687 hit

90 ページ41

気がつけば日が傾いていた
いつの間にか紅茶を飲んでいたらしく机の上には空のティーカップが置かれていた

立ち上がって窓辺に行く
庭を見るとはしゃいでいる彼らが見える
怪我をしているはずの4人も庭に出てそこまで激しくでは無いが動いている
傷が開いたら大変だろうに馬鹿なのか

じっと見ているとゾムと目が合った
暫く見つめあった後、ニッと笑った後手招きされる
こっち来いよ、というように

首を振って断り窓辺から離れる

昨日書いたノートを手に取る
残り数ページもどうせなら埋めてしまおう
何を書こうか

突然コンコンッというノックの音が部屋に響く
それもドアからではなく窓から

振り返ると窓の外にゾムがいた
窓を開ける

『何故そんな所に?どうやってきた?』

zm「ここに登るくらい楽勝やわ!さ、行くで!」

グッと引っ張られて担がれる
何をしているのだ、行くってどこに

と考えていると浮遊感が体を襲う
飛び降りたようだった
そしてなんの問題もなく地面に着地する

化け物なのか?

暫くすると地面に降ろされる
周りには彼等がいた

『何故ここに連れてきた。』

zm「俺ら仲良くなりたいんや。それに今日外に出てないやろ?体に悪いで?」

『問題ない。』

ht「そう言わずにさ少しだけお話しようよ。」

『話すことは何も無い。それに明日の救出作戦が終われば私たちは他人に戻る。
だと言うのに何故仲良くなる必要が?』

そう、明日で終わるのだ
何もかも

トントンが困ったように眉を下げて

tn「こんだけ俺達を助けておいて他人に戻れると思います?
一生かけてでも恩を返していきますよ。」

と言う
助けたつもりは無い
だから恩を返す必要などないというのに

はぁ、とため息をついて口を開く

『私の事を思うなら、私に恩を返したいのならもうほっといてくれ。』

cn「ほっとけへんよ。」

振り返り館に向けて歩きだそうとしたらチーノに手を掴まれる

cn「ほっといたらあんた、死にそうやもん。だからほっとくなんて出来んわ。」

『私が死んでもお前達には何も損は無いだろう。
……もし、私が死ぬことを望んでいたらどうするのだ。』

em「死なせません。私達が死にたくなくなるようにしてみせます。」

今度はエーミールがもう片方の手を取り言う

わからない、分からない、わからない

人の感情が分からない
なぜ彼等がここまで私に近づいてくるのかわからない

何も、分からなかった

だって私は

91→←89



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (258 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1292人がお気に入り
設定キーワード:wrwrd , wrwrd! , 我々だ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちひろさん(プロフ) - 凛さん» わーありがとうございます!!更新遅くてすみません!頑張ります!! (2月9日 13時) (レス) id: e44ddfb41d (このIDを非表示/違反報告)
- コメント失礼します!いつも続きを、楽しみにしながら拝見させてもらってます!無理なさらず、ご自分のペースで頑張ってください!めっちゃ応援してます!!(*´∇`*) (2月9日 11時) (レス) id: ccb5120fa0 (このIDを非表示/違反報告)
ちひろさん(プロフ) - クロネコさん» お待たせしてしまい申し訳ありません!頑張ります! (1月31日 15時) (レス) id: e44ddfb41d (このIDを非表示/違反報告)
クロネコ - 更新ありがとうございます(TT)これからもがんばってください! (1月31日 8時) (レス) id: 90cd79678e (このIDを非表示/違反報告)
ちひろさん(プロフ) - ネコミミさん» ありがとうございます!頑張ります! (1月28日 7時) (レス) id: e44ddfb41d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちひろさん | 作成日時:2019年12月2日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。