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蓮 side
「蓮、なんでここに！」
蓮「それはまたあとで話す」
Aが墓場に行ってから数分後、不気味な妖力を感じ取った。
意味も分からない程の不安が一気に押し寄せる。
こんな膨大な妖力を持つ妖が現れるなんて･･･。
やばい。
そう思った時にはもう遅かった。
目の前の結界が壊されている。
蓮「Aっ、」
とにかく強い妖力がある方に走ってきたらこの状況。
蓮「何者だよアイツ」
「烏天狗って言ってた」
おい、嘘だろ。
何で烏天狗何かがこんなところ居るんだ。
蓮「おい、お前！何でAを連れ去ろうとしたんだ！」
照「ふぅ、弓使い･･･目黒家の人間か」
蓮「何で俺の事っ、」
照「ふっかに人間と争うなって言われてるしな〜」
俺の質問は無視をして、余裕そうに目の前に降りてくる烏天狗。
コイツから強い妖力をひしひしと感じる。とうてい俺じゃ敵わない強さ。
今日は祈願祭だから最低限の武器しか持ってきていなし
状況は最悪だ。
蓮「あとは俺が何とかするから、Aは逃げろ」
「蓮･･･何言ってるの、」
とにかく、今はAを無事に帰す事を最優先に考えよう。
こんなに大きな妖力なら、父さんが気付いてくれるはず。
照「なぁ、ふっか、どうする？」
ていうか、さっきからアイツは誰と話しているんだ。
周りには誰も居ないはず･･･。
そう思ったのも束の間、後ろに先ほど感じとった不気味な妖力が現れた。
蓮「くそ、今度は何だよ」
後ろに振り返ると、そこには烏天狗よりも膨大な妖力を纏う
人の形をした何かが立っている。
辰「仕方ない、今回は諦めよう」
照「マジか〜まぁ俺はいいけどさ、佐久間らへんが絶対うるさいぞ」
辰「それは俺が何とかするよ」
諦める？
どういう事だ？意味が分からない。
蓮「おい、お前ら、待て！」
どうにか引き止めようとするが
俺の事は気にも留めず、バケモノみたいな2人は意見が固まり。
辰「A、また今度迎えに行くね」
そう言い残して姿を消した。
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もたな(プロフ) - とみさん» コメントありがとうございます！その一言がとても励みになります🥲これからもこの作品を見守って下さい🥲 (2022年6月27日 17時) (
レス) id: 67746b69ee (このIDを非表示/違反報告)
とみ(プロフ) - コメント失礼します。とても面白いです！更新楽しみにしてます、頑張ってください！ (2022年6月26日 13時) (レス) @page19 id: 46bd25dac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もたな | 作成日時：2022年6月23日 22時
