あくゆーとりょこーとわたし─2 ページ23
『あっ、あったあった!』
私達が訪れたのは、タコヤキ専門店。看板に大きなタコがあしらわれた特徴的な、かつ判り易い看板だ。私達三人は躊躇なくその店に足を踏み入れた。
仏「いやあ、いい匂いだね」
西「お腹減ったもんなー」
普「ビール飲みてぇ」
『こんな昼間っから酒とかやめろ』
ぺちゃらくちゃらと駄弁りながら、店員さんに案内された席に着く。突然現れた外国人(っていうか外国そのまの)に辿たどしい英語を頑張る男性店員に、あ、日本語大丈夫です、というと心底ほっとしたように奥に引っ込んでいった。
『しかし目立つ』
仏「まあ金髪いるし銀髪いるし」
西「親分茶色いけど肌濃いからなー」
普「Aはあれだ、男の中に女一人だから余計にだろ」
『紅一点と云え』
そんな事を話していると、水が運ばれてきた。日本は無料で水を提供してくれるから嬉しい。
お金取られるとこあるからね!
お財布軽くなっちゃう!
『で、どれ食べる?私これがいい』
仏「あ、じゃあお兄さんこれー」
西「親分これかなー」
普「んじゃあ、俺様これで」
高速で決まったメニュー。水を運んできてくれた店員に注文する。
なんか日本語お上手ですね、って言われた。
まあ日本語ってかひまさん語((
『あそうそう、旅館にさ、ゲーセンあんだって』
仏「マジで」
『おうよ』
西「
『多分ある』
普「俺様小鳥さんのぬいぐるみ欲しいぜ」
『待って何その乙女チックな願望』
小鳥さんのぬいぐるみって何だよ。
私も欲しいよ(真顔)
それから、注文していたものがやってきた。ごゆっくり、と差し出されたタコヤキは湯気が上がっていた。
『そんじゃ、いただきます!!』
「「いただきます!!」」
各々タコヤキを口にする。熱々のタコヤキはとても美味しかった。
確か、眉毛はタコがデビルフィッシュだとか言ってたな。
正直眉毛んとこの飯の方がテビルディナーだよね。
うなぎゼリーとかふざけてるって。
仏「ん〜!美味しい!」
西「ほんまになぁ、美味しいわぁ」
『流石メシウマ…おいし』
普「……」
私達が美味しい美味しいと言い合う中、何故かギルちゃんだけ何も言わない。
なんだなんだ、トイレか?
そう思ってギルちゃんの方を見ると。
普「タコ入ってねぇ……ッ」涙目
どうやら一発目からタコ無しだったらしい。
『ギルwwwちゃwww』
仏「ほんと不憫www」
西「ヒーwww」
普「お前ら覚えとけよ…ぐすん」
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桜葉 - またリクエストさせてください!悪友にテストを受けて欲しいです!お願いします! (2018年2月17日 23時) (レス) id: e19bf62fb6 (このIDを非表示/違反報告)
斑杏(プロフ) - ペココさん» 了解です!!リクエストありがとうございました!! (2017年12月27日 21時) (レス) id: 757faf627b (このIDを非表示/違反報告)
ペココ - リクエストよろしいでしょうか?悪友の髪型をいじって欲しいです!よろしくお願いします! (2017年12月27日 21時) (レス) id: 6ebaf1d346 (このIDを非表示/違反報告)
斑杏(プロフ) - 桜葉さん» ありがとうございます!遅くなってしまってすいませんでした(^_^;)これからもよろしくです! (2017年12月3日 11時) (レス) id: 757faf627b (このIDを非表示/違反報告)
桜葉 - 斑杏さん» ありがとうございました!!凄く可愛かったです! (2017年12月3日 11時) (レス) id: 1b9c315117 (このIDを非表示/違反報告)
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