英国紳士の妹は名探偵！【名探偵コナン×APH】

【番外編】祖国-Homeland- ページ10

今日は我が愛する祖国様、菊の誕生日！！と、言う事で、本編を一時中断し、菊誕生日小説書きます！！すみません！！
…………

『good morning.
今日も一日宜しくね』

日｢ええ、宜しくお願いします｣

……さて。

今日は彼、日本の誕生日。兄さんから聞いた。……正確には建国[記念]の日らしいが。

一応、居候させてもらっている身、誕生日は祝いたい。なので、誕生日プレゼントは買ってある。日本が何を好きなのか分からなかったので、取り敢えず藍色のキモノを買っておいた。

いつ渡そう、と悩めば悩む程、時間は過ぎて行き。

日｢＿ん、＿＿さん、Aさん！！｣

『ッ！？』

日｢だ、大丈夫ですか？具合でも悪いのですか？｣

『あ……いや、大丈夫。
えと……お昼、かな？』

日｢ええ。
無理、なさらないでくださいね？｣

『……あぁ。』

いつも通り、ダイニングに歩いて行く日本。

無理をしているのは日本の方だ。ここに来てまだ一ヶ月経っていないが、日本は働きすぎだ。もう少し、一日でも良いから、ゆっくりして欲しい。

『……よし』

＿＿晩は僕が作ろう。



そして。

日｢…さて、そろそろ夕飯の支度をしm

『はい、日本は座っていてくれ』

日｢え！？あ、あの、Aさん！？｣

後ろで僕の名を呼ぶ日本を無視し、キッチン借りるよ、とだけ返して夕飯の支度に取り掛かる。

メニューは、ビーフシチューだ。

暫くしてから火を止め、お皿に盛り付け、テーブルに置いて日本を呼びに行く。

『日本、出来たよ』

日｢あ、は、はい。
あの、一体これは…｣

『……取り敢えず座って。
話はそれから。』

日｢はい。｣

そして、日本が座ったのを合図に、僕はキモノの入った袋を取り出す。

日｢Aさん、それは？｣

『Happy Birthday,日本』

日｢…へ？｣

『おや、日本は自分の誕生日を忘れたのかい？』

日｢え、あっ、今日、建国記念日でしたね…｣

僕から袋を貰い、開けてもいいですか？と問う。それに僕はどうぞ、と答える。

日｢……！！これ、は…！｣

『ごめんね、君の好きな物は分からなくて。』

日｢いえ…爺は感激です。
こんな、綺麗な着物…着れませんよ…！｣

『喜んで貰えて良かった。
日本、君は働きすぎだよ。
たまにはゆっくり休んでくれ。』

日｢ありがとうございます、Aさん。
私、今とても幸せです｣ﾆｺ



(『(いつもありがとう。
……なんて)』)

…………
菊、誕生日おめでとう！！
いつまでも素敵な貴方のままでいて下さい。

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