英国紳士の妹は名探偵！【名探偵コナン×APH】

３５P:訪問-Visit- ページ38

『…個性的、だな…』

英｢すげぇ形の家だな…｣

日｢こめんと出来ません…｣

兄さんと菊と一緒に、ある家を見上げ、インターホンを押す。そのある家というのは……

阿｢おー、ようやく来よったか。｣

…阿笠博士の家である。
因みに阿笠博士の｢博士(はかせ)｣は称号ではなく、｢博士(ひろし)｣と言う名前である。

『good morning,博士』

この場合は博士(はかせ)であるが。

英｢good morning,コイツの兄だ｣

日｢おはようございます、阿笠さん｣

阿｢新一君から話は聞いとる。
上がっとくれ｣



江｢遅かったなお前ら……って隣の奴誰だ？｣

日｢申し遅れました、私、日本と申します。
人名は本田菊です、好きな様に呼んでください｣

江｢は、はぁ……って、あの時言ってた奴か！？｣

日本の硬い挨拶に若干引きつつも、いつか聞いた事のある名前に驚くコナンくん。…あぁ、新一か。

英｢あぁ、今Aの世話してもらってる。
あと俺の、あ、相棒、だ！！//｣

日｢ふふふ、ええ、イギリスさんの相棒です｣

着物の袖で口元を隠し、微笑む日本。

江｢あ、あと俺みたいな奴がもう一人いて…｣

？｢呼んだかしら？｣

江｢あ、灰原｣

灰原、と呼ばれた彼女はコナンくんと同じくらいの女の子。だが表情といい口調といい、どこか大人びた雰囲気の、そう、[女の子]ではなく、[女性]である。

灰｢初めまして、灰原 哀よ。
工藤君から話は聞いてるわ、早速聞かせてくれる？｣

『あ、あぁ。』

なんだろうか、同じ性別とは思えない何かを感じる←



『先ず初めにいうと、僕達は国だ。
僕はロンドン、』

英｢俺はイギリス、｣

日｢私は日本です｣

｢｢…………｣｣

僕達が国名で自己紹介すると、新一達は当然の如く固まった。暫く何度か目を瞬いて、哀が沈黙を破った。

灰｢…証拠は？｣

英｢残念だが、それはない。
国家権限とかあるけど、それは権力の乱用になっちまうからな。
国際問題になるのも面倒だ｣

江｢会議の意味は？｣

『それは世界会議の事だよ。
Ｇ８会議や枢軸、連合の会議の事も指したりするな』

あの時は兄さんがすっぽかして……日本がいなければどうなっていた事か。

その後、エリザベータって？ロングヘアーのアイツって？と聞かれたが、エリザベータについてしか話していない。←

江｢まぁ、人間じゃない、って言うのはなんとなく気づいてたけどな｣



(まさかの発言に僕達国は固まった)

３６P:伝説-Legend-→←３４P:縲絏-Get caught-

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す