【呪術廻戦】なるほど！呪術師はクソってことか！【僕のヒーローアカデミア】 (ページ3)

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その後も伏黒くんを扱いていた真希が、伏黒くんを引きずりながら駆け込んできた。

一二年全員集合じゃんウケる。待ってでも乙骨くん居ないじゃんぴえん。

「そっかァA転校すんのか·····。笹、奢ってやるよ」

「丁重にお断りしておくわ」

パンダにポン、と肩に手を置かれる。仮にも餞別が笹ってどういう事だよ。あれ人間は食えないだろ。

「先輩みたいなうるさい人がいなくなると寂しくなるわね·····」

「の、野薔薇·····」

若干微笑みながら野薔薇はサラッと暴言を吐く。でも笑顔が可愛かったから満点。

「お、おかか·····すじこ。いくらいくら！」

「うん·····ありがとう棘くん！」

多分「本当に転校すんの？分かった、いつでもおにぎり一緒に食べよ」みたいな感じだと思う。知らんけど。

「先輩·····俺、先輩に色々教えてもら·····ってないわ。まあ、うん。ありがとう！！！！！」

「元気だけで乗り越えようとしたな？？」

乗り越えれてないよ？？確かに私虎杖くんに何も教えてないわ。

「先輩、」

「··········え何」

フリーズしたまま何も言わない伏黒くん。そんなに思い出なかったっけ？？？

「A·····転校しても忘れんなよ。手紙書くからな」

「それ絶対来ないやつじゃん」

真希に肩を組まれ手紙の約束をされた。絶対送らないよ真希は。誓ってもいい。

その後丁寧に1人ずつお別れの言葉を言われた私だが、何となく反応に困る。

五条先生の方を見ても、青春だねえと頷くだけ。使えない教師め。えっこれ信じてる感じ？？そっか皆虎杖くんの大声で来たようなもんだしな。私は恐る恐る声を上げる。

「いや、私転校しないよ？護衛任務だから」

「「は？」」

いつの間にか笹を手に持っていたパンダは、カランカランと床に落とした。