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「おい。」
焼却炉の前で、俺は目の前にいるやつを呼ぶ。
「何でしょうか、血月様。治療もせずに。」
「うるさい。」
目の前にいるアルパカを睨みながら前に進む。
「血月様。」
これ以上、近づくなという意味での声。
「何もしない。ただ、友達を見送るだけだ。」
そう言って、燃えているのも関わらず、焼却炉の手を入れる。
「ッ‼」
――――これは、どっちの痛み？――――
自分の体の痛みか。
それとも、『死』についての痛みか。
答えはきっと、後者。
胸が焼けるように痛い。
(守れなかった...。)
心の中でしか言えない自分を憎みながら謝る
―――――ごめんなさい――――—
気が付くと俺は、自分の部屋にいた。
起き上がろうとしたら、体中...主に右手から痛みが来る。
だが、その右手には治療がささっていた。
少し不器用な包帯の巻き方。
包帯あのアルパカ気持ち悪いくらい丁寧なはず。
いったい誰が？
僕がこのことについて知るのは先の話。
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ななしのヴィランズ - カゲプロを創ったのはじん様です、貴方様のオリキャラが創ったわけではありません。「ごめんなさい」ではすみませんよ？ (2021年11月4日 15時) (
レス) @page3 id: b2611adeda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チア | 作成日時：2019年8月25日 17時
