〇 熱 ページ37
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他のメンバーは色々なところに出かけてるため、元太と二人きりの楽屋。
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松田「A〜、」
「ん？？」
いつもより呂律が回っていないような声に、元太は具合が悪いんだと気づく。
「どした？大丈夫？」
松田「大丈夫じゃないけど大丈夫。」
「ちょっとおでこ貸して。」
大人しく髪を上げておでこを出してくる元太に対して、こんな時でさえ可愛いと思ってしまうことに罪悪感が湧く。
松田「おれ、ねつ？」
なんだこの生き物。
ひらがな喋りなのありえないくらい可愛くない？
あーだめだめ。元太は辛いのに何考えてんだ自分。
「熱あるっぽい。ちょっと横になったら？」
松田「Aもきて。」
「いいけど.......。」
ソファで横になる元太に目線を合わせるようにしてしゃがむ。
((ｷﾞｭｯ
松田「ん、今だけ。」
そう言って手を繋いできた元太に、胸のドキドキが止まらなくなる。
元太を安心させてあげなきゃいけない立場なのに、自分がドキドキしてどうするんだ白咲。
そう自分に言い聞かせて、元太と繋ぐ手に力を込める。
はやく元気になってねの想いを込めて。
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((ｶﾞﾁｬｯ
？「A....A起きて！A！」
目を覚ますと、私はソファに横になっていた。
毛布もかかっている。
「あれ、私寝ちゃってた.......？」
川島「いや、毛布もかけて寝る気満々だったじゃんか 笑」
辺りを見回すと、元太がいない。
きっとこの毛布も仕事疲れで寝てしまった私を気遣って、元太がかけてくれたのだろう。
「あれ、元太は？」
川島「なんで元太？」
「さっき元太熱あった。」
川島「え？！元太なら、もうまつくと一緒にお昼ご飯食べ行ったけど。」
元気になったのかな、ならいいんだけど。
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まる。 - 美紀さん» ありがとうございます！！見てくださる方がいるからこその作品なのでとても嬉しいです！！ (2020年2月15日 23時) (
レス) id: 4fdd244509 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - TravisJapan大好きで宮近海斗君と七五三掛龍也君と中村海人くんと川島如恵留君と吉澤閑也君寄りのオールです最高です寒くなったり温くなったりして体調崩しやすい時期なので気をつけて更新頑張ってくださいね応援してます (2020年2月13日 12時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる。 | 作成日時：2020年2月10日 15時
