ゲーム大好き声優です

中村くぅん。 ページ24

中村side





ふぅ。美味しかった。

けど、田中さんの声も姿も全てが可愛くて、もう限界だった。
あそこにあれ以上居たら理性保てない。
と、逃げるように出てきてしまったが、惜しいことをした…。

でも一緒にゲームする機会を手に入れたし、とりあえず連絡してみよう。




中村田中さん、Skypeできる?
田中さんできますよー
中村じゃあ、Skypeにするね
田中さんはい!




中村めんどいから通話でいい?
田中いいですよー




中村｢あーやっぱりこっちの方がいい！｣


田中｢ゲームする時は通話ですよね〜｣




それに田中さんの声が聴けるから…とは言わない。




田中｢何しますか？｣


中村｢どーしよーね。あ、GTA5持ってるんだよね？｣


田中｢あ、はい！…しますか！｣


中村｢やるかぁ！｣




田中さんと何しようかな。軍事基地行くかぁ。戦車とろうかな。ミッションするのもいいな。

と幸せな計画を邪魔するようにskypeの通知が画面端にちらりと見えた。




杉田中村くぅん。暇だよぉー、構ってくれよ!




…これはめんどくさいから無視でいいだろう。
何通も来ているが無視だ。
と、杉田以外からの通知が来た。




梶田くん中村さん、お疲れ様です。暇っすわぁ〜




あいつら俺が田中さんとゲームすること知っているのか！？
いや、そんなはずはない。
だが、タイミング良すぎるだろ。

無視を続けていたが、どんどん通知が溜まっていく。

はぁ。嫌だけど…しょうがない。




中村｢田中さん、ごめん。通話に後2人入れてもいいかな？｣


田中｢全然いいですよ！｣


中村｢ごめんね、じゃあ…」




嫌々ながら、あ2人の邪魔者を追加する。




杉田｢中村！GTAやろう｣


梶田｢中村さん殺りましょうや！｣


中村｢お前ら本当にうるさい」


梶田｢そんなこと言いながらちゃんと付き合ってくれるじゃないですかぁ！いつも！」


中村｢うるせぇよ！今日は本当に邪魔だー！｣


田中｢…あのぉ｣


杉田｢なっ！？今女性の声が聞こえたぞ」


梶田｢中村さんの女じゃないすか！？」


中村｢ちげぇよっ！｣


田中｢ちっ、違います！｣


杉田｢はぅあっ！この声は！｣


田中｢どうも！シグマセブンの田中Aです！｣


梶田｢すげぇいい声すっねぇ。たちそうっすわぁ｣


中村｢お前…ころすぞ｣

みんなでゲーム→←美味い。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す