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ni side
久々に帰国したら、新しく仲間が増えていた。
どうやらその少女は髪の色と瞳の色がグルッペンによく似ているらしい、
とは聞いていたけれども、どうせ会う事なくまた仕事へと向かうのだろうと思っていた。
のだが、そんな事もなく。
『にぃに！』
「おっ、来たな」
少女は動物と楽しい話が好きらしく、俺の飼い犬に会わせたりしているうちに懐かれたのだった。
狼犬に囲まれながら昼寝をする姿なんてまぁ可愛らしく、この国が平和である事を強く感じさせてくれた。
にぃに、と呼ばれるのも実は気に入っている。
「昼寝する？それともお話？」
『んー……うみのはなし！』
「なら俺が見た中で一番綺麗だった海の話にしよか」
サラサラのブロンドを撫でる動きに合わせ、きゃっきゃと声が上がる。
その光景に口許が緩んでしまうなんて、自分でも現金だなぁと思うが、仕方ない。
可愛いの前に人類は無力なんや。
「A」
『なぁに？』
「Aは、おーさま苦手？」
『……うん。あのね、うまくおしゃべり、できないの』
「そっか。嫌いでは無いんか？」
『うん』
「なら、俺からお願いごとがあんねんけど、いい？」
『いいよ！』
「グルッペン……おーさまな、最近元気ないねん。
だから、Aと仲直りできれば元気出ると思うねんな」
『うーん……』
「Aも仲直りはしたいんやろ？」
『……うん』
「もしだったら俺も着いていくから、頼まれてくれへん？」
『……わかった！』
少女は一大決心をしたようで、勢いよく頷いてくれる。
……俺が戻ってきたという事は、武器の調達も上手く行きそろそろ戦争が始まるということ。
本格的にピリピリする前に、蟠りは解消すべきだと思ったのだが正直吉とでるか、凶とでるかは分からない。
それでも、タイミングを逃すよりかは良いだろう。
いくら彼奴らが無敗だとはいえ、いつ何が起こるか分からないのが戦争という物なのだから。
「ありがとうな。……そんなに難しい顔せんでも大丈夫やって」
『そうかな……？』
「にぃにが側にいるだけじゃ不足？」
『そんなことないよ！』
「ふふっ、そんな勢いよく言わんでも。なら昼寝したら行こうか」
『うん』
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.＊桜餅＊.@柿の種軍団_副団長(プロフ) - そうなんですね、少し悲しいですが完結しても応援させて頂きます！私では、こんな神作品作れないですよ、更新頑張ってください！ (2020年10月31日 7時) (
レス) id: 61b4604950 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - ん''ん''ん''ん''.......ロリ可愛い。いやぁ、ロリコンの俺には神のような作品ですわぁ！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年6月16日 23時) (レス) id: 0779f5a88d (このIDを非表示/違反報告)
めゅ。 - 面白すぎる…！！ 更新待ってます(><) (2020年3月17日 10時) (レス) id: 882f22aeaa (このIDを非表示/違反報告)
ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年3月14日 22時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 主様の書く幼女ちゃんかわいすぎぃ…好きです（）ut先生のキャラもpiくんのキャラも最高です…!!((これからも楽しみにしてます、更新頑張ってください!!! (2019年12月31日 10時) (レス) id: 70033b6f85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南雲 | 作成日時：2019年11月8日 4時
