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「Aちゃん、一つお願いがあんねんけど聞いてくれる？」
『めう？』
どうしたの？とばかりに、くりくりの碧い瞳で俺を見上げるAちゃん。
そこには警戒心なんて色は微塵もなく、信頼してくれている事が伺える。
は〜……可愛いかよ。尊いわ……。
「寝る時の事なんやけどな、今日はトントンの所で寝て欲しいねん」
『……だいちゃんとじゃないの？』
「そう。トントンな、お化けが怖くてここ数日眠れてへんねんて」
ぶっ！！と吹き出す音が二人分聞こえてくる。
当然その発生源は顔を伏せて笑ってるらんらんと、サイレント爆笑という器用な事をしているロボロで。
そんな事は気にせずに、心底心配であるという表情を作れば、Aちゃんも困ったような顔をしていた。
『……かわいそう』
「やんな。Aちゃんはお化け怖い？」
『ちょっとだけ……でも、』
ht「でも？」
『とんちゃん、まもらなきゃ……！！』
「それじゃあ、ごめんやけどトントンと一緒に寝てもらってもええ？」
『いいよ！』
彼女のトントンを想う気持ちを利用するのはちょっとだけ良心が痛んだが、これ以上トントンに無理をさせると心配なのもまた事実で。
Aちゃんもやる気を出して、守ってあげなきゃ！と目を輝かせているし、これを拒むような事はトントンもできないだろう。
笑いすぎたせいで目尻に浮かんだ涙を拭いながらもロボロが復帰し、Aちゃんの頭をぐしゃぐしゃと撫でながら口を開いた。
rb「Aは偉いな！これで俺達も安心できるわ」
ht「そうだね。トントンもきっと喜んでくれると思うよ」
「中々寝たがらないと思うけど、ぎゅーって抱きついてあげてな？」
『まかせて！！』
ht「これは頼りがいがあるね」
まだジワジワきてるのか、若干語尾が震えているらんらん。
笑いを堪えきれてないだけなのだが、Aちゃんは心配そうにひとらんらんを見つめた。
『らんちゃんも、おばけこわい？』
ht「えっ？うーん……苦手といえば苦手かなぁ」
『じゃあ！こんどAがいっしょに、ねんねする！』
ht「本当？嬉しいな〜！」
rb「えっ！？ひとらんズルい！A俺のとこにも来てや」
『いいよ！』
頼られているのが嬉しいのか、胸を張りながらロボロに頷く。
これは他の奴等も聞き付けたら争奪戦になりそうやなぁなんて考えながら、Aちゃんの頬っぺを撫でた。
『ロろロのつぎは、まんちゃんね！』
「！……おん、楽しみにしてるなぁ」
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.＊桜餅＊.@柿の種軍団_副団長(プロフ) - そうなんですね、少し悲しいですが完結しても応援させて頂きます！私では、こんな神作品作れないですよ、更新頑張ってください！ (2020年10月31日 7時) (
レス) id: 61b4604950 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - ん''ん''ん''ん''.......ロリ可愛い。いやぁ、ロリコンの俺には神のような作品ですわぁ！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年6月16日 23時) (レス) id: 0779f5a88d (このIDを非表示/違反報告)
めゅ。 - 面白すぎる…！！ 更新待ってます(><) (2020年3月17日 10時) (レス) id: 882f22aeaa (このIDを非表示/違反報告)
ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年3月14日 22時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 主様の書く幼女ちゃんかわいすぎぃ…好きです（）ut先生のキャラもpiくんのキャラも最高です…!!((これからも楽しみにしてます、更新頑張ってください!!! (2019年12月31日 10時) (レス) id: 70033b6f85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南雲 | 作成日時：2019年11月8日 4時
