持つべきは友 ページ16
私はホームルームが終わったあと、まっすぐ寮へ向かった。寮では2人が待ち構えてて
マ「A、今日はどうしたの?午前中は普通だったのに昼過ぎてからずっとボーっとして」
メ「何かあった?」
と心配してくれた。
『ありがとう、少しトラブルがおこっただけだよ』
と言って誤魔化したけど納得してない様子で
マ「まあ、言いたくないならいいんだけどさ…………」
メ「無理しない方がいいよ」
と言いながら私の頭を撫でてくれた。
それで良かったのだが、
マ「でもやっぱ納得いかないな!こういう時は甘いものを食べてストレス発散よ!」
そう言って、マリーは私とメリーの手を取り街へ駆け出した。
マ「最近できたお店でね気になってたんだけどみんなと来れて良かったなぁ」
メ「このお店って確か大きなパフェがあるんだっけ」
『大きなパフェか、初めてかもパフェは』
店の中に入るとメルヘンな雰囲気で別世界に入ったかのような内装だった。家具から小物、さらに店員の服まで細部にわたって凝っているようだった。
席について注文を済ませるとすぐに大きめのパフェが来た。その大きさに圧倒されながらも3人で食べた。
『うまー』
いちごの甘酸っぱいのとクリームの甘さが絶妙に絡み合っていた。何個でも食べれそう。
マ「ふふっやーっと笑ったね」
メ「ほんと、Aは笑顔が一番似合うよ」
え?今なんて言った?笑顔が可悪女い?
うわーめっちゃ恥ずかしい!!絶対赤くなってるよね!?
『2人だって可愛いじゃん』
メ「ありがと」
マ「なんか照れるな〜」
メ「A、あなたの人生はあなたのもの。誰にも指図できないわ。たとえ権力や地位が高いからといってもね」
私の人生は私のもの。
私はその一言がストンと心の底に落ちた。
その後しばらく雑談をしていると店の扉が開き、出てきたのは
os「ここのお店来てみたかったんや」
gr「楽しみなんだゾ!」
悪女「そうだね!グルッペン、オスマン!」
なんでここに来たの?あなた達
『パフェも食べ終えちゃったし、帰ろっか』
マ「そうだね」
席から立ち上がり、会計の方へ向かった。
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ましゅ(プロフ) - 3のやつを見てから来ました…『お世話になった先生達』での回のセリフってそういう事だったんですね 鳥肌立ちました…本当に凄いです (6月27日 18時) (レス) id: 2e21c1764b (このIDを非表示/違反報告)
栗 - 最高です!応援させてください! (2022年10月2日 15時) (レス) @page24 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)
73(プロフ) - わかりました!すぐに直します! (2022年8月31日 0時) (レス) id: ddec405605 (このIDを非表示/違反報告)
櫻と父 - ヒロインの変換の元が「愛」になっているので、可愛いなどが「可(設定した名前)い」になっちゃってますよー! (2022年8月25日 20時) (レス) @page7 id: 44d545af96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:73 | 作成日時:2022年8月13日 20時