おかしい ページ7
轟は私の質問を思いきり無視して話を続けた。
「昨日、寮に帰ってから真面目に考えた。そんで思った。俺もお前と同じ気持ちだって」
「いや、えっ、ストップストップ」
「A。俺と結婚しよう」
「待てえええええええええええええええ！！」
私の急な大声に驚いたのか轟は「うお」と微妙なリアクションをした。
いやいや待ってくれ。目の前のコイツは今なんて言った？そんな綺麗な顔面で、仮にも女である私に向かって、なにを言った？
…さっぱり分からない。
「ああ、悪い。驚かせたか？」
「驚いたわ！！」
「よかった。そんなにびっくりするほど嬉しいんだな」
「ちっげぇよ！！」
いや嬉しくなくなくなくもない、とかちょっと思ったけど頭の中で全力で打ち消した。
轟は私がなぜ慌てているのかが分からないようで、真顔で首を傾げている。
「…俺は大体何でもできるし、イケメンなんだろ？」
「あっうんそうだねそれ自分で言うんだ」
「だから結婚して轟って苗字になりてえんじゃねえのか？」
「そこだよ！！」
そこで話が飛躍してんだよ！
どうしようツッコミきれない、困った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 118人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なぎさ(プロフ) - てのーるさん» 初めまして、コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです！本作をお読みくださりありがとうございました！ (2018年10月21日 11時) (
レス) id: 2a6bd4d84b (このIDを非表示/違反報告)
てのーる - 全体がとても良くまとまったストーリー構成で、見ていて気持ちのいい物語でした！ これからもご自愛の上、執筆活動を頑張ってください^^ (2018年10月21日 2時) (レス) id: e945a347a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なぎさ | 作成日時：2018年8月17日 0時
