シーン4810:食堂 ページ21
「あ、いた！轟くん！」
「お。緑谷」
「こんなところにいたんだね。ずいぶん探したよ」
「食べないで俺のこと探してたのか。悪い」
「ううん、大丈夫だよ。もう食べ終わっちゃったみたいだね。1人で食べてたの？」
「…いや」
「？ 他のクラスの友達？」
「ああ。今はまだ」
「今はまだ…？近々友達じゃなくなる予定ってこと？な、何か複雑な問題でもあるの？」
「そうだな。最近事情が変わった」
「へえ、珍しいっていうか意外だなぁ。轟くんってあんまり友達とかいなさそうなのに…あっ」
「？」
「ご、ゴメン！轟くんがボッチだとか、そういう意味じゃないんだ！えっと、孤高の存在っていうかそんな感じのことを言いたくて…！」
「…そういう意味じゃない、か…」
「はぁぁぁぁぁ、最近失言多いなぁ僕…気をつけなきゃ…轟くん？どうしたの？」
「あ、いや。なんでもねえ」
「そう？それならいいけど…。食べ終わったなら先に教室戻っててもいいけど、どうする？」
「いや、待ってる」
「そっか、じゃあここで食べよう。飯田くんももうすぐ来ると思うよ」
「わかった」
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なぎさ(プロフ) - てのーるさん» 初めまして、コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです！本作をお読みくださりありがとうございました！ (2018年10月21日 11時) (
レス) id: 2a6bd4d84b (このIDを非表示/違反報告)
てのーる - 全体がとても良くまとまったストーリー構成で、見ていて気持ちのいい物語でした！ これからもご自愛の上、執筆活動を頑張ってください^^ (2018年10月21日 2時) (レス) id: e945a347a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぎさ | 作成日時：2018年8月17日 0時
