学校案内編�� ページ18
杏都
私は運良く、お姉ちゃんの方に当たって。様々な分野の教科棟をテキパキと教えていた
氷華｢そしてここは…理科室。魔法には危険も伴う為、一科ではここで魔法に関する実験をしています
また、二科でも何かしら縁はあるでしょう。此処は教科担任に申し出をすれば魔法鍛錬が可能です｣
カンペでもあったのだろうか。お姉ちゃんは頭脳明晰で才色兼備の素敵なお姉ちゃんだもん。要らないか多分
氷華｢……そして最後に、この高校では大切な生徒会室に案内します
生徒会長である七草真由美先輩を基準とした生徒会が会議をしたりするとても大切な部屋です
生徒会には会長、副会長、書記、会計……それから部活連や委員会も含まれます｣
部活連……十文字先輩が会長のアレか……怖そう
氷華｢……時間ぴったり。何か質問は…｣
？｢きゃああああああああああああああああああああああああああああ！！！！｣
何か質問はありますかと聞く前に耳を劈く女の子の悲鳴
先生｢何かしら……｣
氷華｢先生。私が見て参りますので少し生徒達を待機させておいてください｣
お姉ちゃん……1人で大丈夫かな
『お、お姉ちゃん！私も行く！』
氷華｢……！でも……｣
『私なら平気だから！それに……もしかしてって事があるかもだし……ね』
小言で話していたつもりなのに、いつの間にやら私と氷華姉ちゃんの周りには見慣れた生徒が
エリカ｢喧嘩？なら私の出番ね｣
美月｢わ、私も行きます……！｣
？｢お？そっちの先輩とは初対面か？｣
クラスメイトの1人で……男の子がそう目をキラキラさせながらお姉ちゃんに近づく
レオ｢俺は西城レオンハルト。変な名前だからレオって呼んでくれ！｣
氷華｢……レオさんは……｣
『私のクラスメイトだよ！』
なら、安心かな……
氷華｢……ついてきて｣
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